この6月に1周年を迎えることができたMD NEXT。手探りで立ち上げたWEBメディアではありますが、おかげ様でアクセスも徐々に増えており、しっかりと読者の方に読んでいただいている手ごたえを感じています。
MD NEXT読者の皆さんはどんなことに興味を持っているのでしょうか…?この1年でどのような記事が読まれたのか、上位10記事をカウントダウン形式でご紹介します。
第10位 2019年、小売・流通業7つの重点課題
第10位は2019年の新年第一弾の「今週の視点」の記事。①リアル店舗の価値づくり、②ブランディング・商品開発、③ESとCSの向上、④行動改革と、強い企業文化づくり、⑤生産性革命(省人化・無人化)、⑥スマートストア化、⑦個別化(パーソナライゼーション)、7つのリアル店舗の重点課題を解説しています。
2019年がスタートして半年たった今、振り返りの意味でもぜひお読みいただい記事です。
第9位 [寄稿]授乳中ですが薬を飲んでもいいですか?
小売業に薬剤師(マネージャ)として勤務しながら、自身のブログでOTC医薬品の情報を発信している薬剤師ブロガーのkuriさんに、Twitter上で実施した授乳中のOTC服用に関するアンケート調査の結果から得られた所感を寄稿していただきました。OTC医薬品はまだまだ掘り起こせる分野ですので、いろいろな記事を今後も掲載していきたいと思っています。
第8位 コスモス薬品が2020年5月期から肥沃な「関東平野」で超ドミナント出店開始
九州から中国、関西、中部…と北に店舗網を拡大してきたコスモス薬品が、ついに関東にも進出をスタートするというニュースの解説記事です。圧倒的な安さと顧客満足度、従業員満足度の高さで評判の同社。その動向は、どの地方のどの小売業にとっても気になるところなのでしょう。
ちなみに月刊マーチャンダイジング誌主幹の日野眞克による連載「今週の視点」は毎週1回の連載で、2019年6月17日時点で52回まで書き進めることができました。DgSやメーカー、卸売業の経営者の方にも愛読者が多いコーナーなんです。
第7位 トライアル最新店に見る スマートストアのファイナルアンサー
新しい売り方を紹介するというコンセプトでスタートしたMD NEXTでは、リテールテクノロジーに関する記事が非常によく読まれています。トライアルさんは積極的にスマートストア化の実験を行っていて、MD NEXTでは定点観測をさせていただいている企業の一つ。近日中に「トライアルクイック大野城店」の記事も公開予定ですのでお楽しみに!
第6位 内製化進めるダイソー。変わる情報システム部の役割
100円ショップ大手のダイソーさんの情報システムに関するを記事化しました。AWSを活用し、5,300店舗、7万アイテムをオペレーションする同社のシステムの規模ににSNS上からも感嘆の声が聞こえました。
第5位 ジェーン・スーが語るドラッグストア「DgSのヴィレヴァン化に期待」
TBSラジオの平日昼の人気番組「ジェーン・スー 生活は踊る」ではリスナーの投票による「スーパー総選挙」や「ドラッグストア総選挙」を実施しています。そこで当媒体ではパーソナリティのジェーン・スーさんに2019年3月に行われたドラッグストア総選挙の企画意図や、DgSに対する所感などを伺いました。ラジオのリスナーの方にもたくさん読んでいただき、上位にランクイン。
この取材がきっかけで、MD NEXTに「【マンガ】ストアソング研究」を連載している月刊マーチャンダイジング編集部の店橋が、先日「ストソン探偵」としてTBSラジオ「アフター6ジャンクション」に出演。ストアソングの面白さを世に伝えるよいチャンスにつながった記事でもあります。
第4位 小売業各社の決済方法をまとめてみた 2018秋(2)~ドラッグストア編~
この1年間はさまざまな決済方法の登場に現場が振り回された1年でもありました。そんな状況を反映してか、よく読まれた記事でした。去年秋の記事にもかかわらず、すでにかなり古い情報になってしまっているという点には、決済周りの変化のスピードを感じずにいられません。
第3位 ピースピッキング生産性が2倍になったPALTACの次世代型物流システム
日用品卸売大手のPALTACさんの記事も複数回掲載させていただきました。特にその中でも読まれているのがこちらの記事。AIとロボティクスを活用し、大幅に生産性を向上させている同社の取り組みに多くの読者が注目しています。
MD NEXTではリリース1周年を記念し、さらにこのRDC新潟に深く食い込む取材を敢行。近々皆さんにご覧いただけると思います。こうご期待!
第2位 同じ営業利益率4%でも稼ぎ方が全く違うウエルシアとコスモス
ドラッグストア上場14社の売上総利益率と販管費率を比較した記事。同じ営業利益率でもそれを稼ぎ出す方法は企業によって全く違うということを示しました。営業利益率と販管費率の関係についても言及し、経営数値について苦手な方でもわかりやすい内容に仕立てています。
第1位 ウエルシア、ツルハ…トップ企業は2,000店、売上高7,000億円も視野に入るDgSチェーン
この1年で最も読まれたのが、DgS業界の全体像を俯瞰するのに便利な、各社の業績に言及したこちらの記事でした。この1年だけでも大きな経営統合の話題などが複数ありましたが、どのDgSが生き残り、どのDgSが姿を消すのか、リサーチに余念がない業界関係者の姿が感じられる結果となりました。
以上、MD NEXT、この1年のアクセスランキングでした。
今後も小売業で働く方にとって、そしてメーカーや中間流通業で働く方にとっても読みごたえがある記事を引き続き提供してまいります。そしてこの1年支えてくださった読者のみなさま、スポンサーのみなさま、執筆者のみなさま、取材に応対していただいた企業のみなさま、そして業務をサポートしてくださっているみなさまにお礼を申し上げます。これからもMD NEXTを応援よろしくお願いします!