新しい売り方調査隊!

肌の構成成分から高精度の肌色診断を可能に。自分に似合うコスメがわかるZOZOGLASS

今回、「新しい売り方」調査隊!で取り上げるのは、肌の色を計測しておすすめのコスメの色を教えてくれる「ZOZOGLASS」です。肌の色診断専用のメガネをかけてAIで分析。お店に行かなくてもぴったりのコスメを探せる、ZOZOGLASSの肌色診断を試してみました。(ライター:宮原智子)

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メガネをかけて自撮りをするとパーソナルカラーがわかる「ZOZOGLASS」

パッと目を引くカラフルなメガネ。パーティー用ではありません。ファッション通販サイトZOZOTOWNが提供している、「肌の色計測用」メガネです。

ファンデーションやチーク、アイブロウなど色味で選ばれるコスメは、実際に店頭で試してみないことには自分に似合うかどうかが判断しにくいもの。

そこで近年では、コスメメーカーなどがパーソナルカラーを診断するアプリを展開し、リアル店舗とECの差を埋めようとしています。これらの多くはスマホでの自撮り画像をもとにAIがパーソナルカラーを診断するものですが、撮影時の光の加減によって診断結果に影響が出てしまうことがありました。

ZOZOGLASSは、肌の色を構成する成分であるヘモグロビン量とメラニン量を画像から推定し、肌の色を計測。環境光に影響されにくく、高精度の計測を可能にしています。

(2021年5月時点で、ZOZOGLASSは申込から4〜6週間程度で無料お届けされる仕組みになっています)

測定からおすすめコスメの購入までがワンストップでスムーズ

1.ZOZOTOWNアプリのマイページ画面で、「肌の色を測定する」をタップします。

ZOZOTOWNのマイペ-時画面から測定機能にアクセスすることができます。

2.画面に表示されるガイドに沿って、それぞれの角度から顔の色味を測定します。

ガイドに従い、さまざまな角度から顔の色味を読み込んでいきます。

3.ZOZOGLASSを外して、もう一度それぞれの角度から顔の色味を測定します。

もう一度、今後はメガネを外して測定します。友人同士や家族で測定すると盛り上がりそう。

4.測定が終わったら結果を表示します。

診断結果は顔全体、パーツごとに表示されます。

5.測定結果をもとに、おすすめのファンデーションが表示されます。
※現在おすすめアイテムはファンデーションのみですが、今後リップ、チーク等アイテム数が拡充する予定です。

肌色に合うファンデーションが一覧で表示されます。各商品ページでは、自分に合った色味に「YOU」とアイコン表示されます。どの色味が自分に合うか、迷子になることがありません。

6.気に入ったコスメが見つかったら、カートに入れてそのまま購入。測定から購入までがスムーズに行えます。

気に入ったコスメはZOZOTOWNのいつもの手順で購入。一連の流れがスムーズです。

詳しくわかりやすい計測結果がECへの不安をやわらげる。

測定結果はテキストだけでなく、グラフにも表されます。解説もわかりやすく、計測結果に信頼を寄せることができるので、ECでコスメを買うことへの不安がやわらぐように感じました。

ヘモグロビン量とメラニン量から、顔全体の色味は「やや明るいトーンのニュートラルカラー」と判断されました。結果はグラフでも表され、テキストでの説明に説得力を与えます。

秀逸なのは、顔全体の肌の色味だけでなく、額から目元、頬、鼻、上唇・下唇、顎まで、顔の各パーツの色味まで細かく計測できている点。それぞれのパーツのヘモグロビン量・メラニン量までが数値で表示され、「今のたったこれだけの測定で、こんなにいろいろなことがわかるんだ!」という驚きにつながります。

顔の各パーツの色味まで測定。現在はファンデーションへの適用のみですが、今後は測定結果をもとにリップやチークなどもおすすめされるようになるそうです。

「ただの計測アイテム」にとどまらないところが強み

これまで同社ではZOZOスーツやZOZOMATなどを展開してきましたが、今回のZOZOGLASSもインパクトでは負けていません。自撮り画像を撮ってSNSに投稿するユーザーも多く、マーケティングにもひと役買っていそうです。

ZOZOスーツのように見た目のインパクトがおもしろかったり、ZOZOGLASSのようにSNS映えするカラフルさがあったり。「ただの計測アイテム」にとどまらず、ついシェアしたくなるサービスをつくり出すところが同社のうまさだと感じました。

ZOZOでは今後、指のサイズが測れるZOZOMAT for handsをリリース予定。さまざまな計測技術を用いて、ECへの心理的ハードルを取り除いていく同社の取り組みに、今後も注目していきたいとおもいます。

著者プロフィール

MD NEXT編集部

お江戸日本橋で日夜売り方・買い方を研究し続けています。コンビニマニア、ECマニア、100均マニアなどなどが集まる、日本で一番「お店」のことが好きで研究し続けている編集部です。