[MD NEXT メーカー向けおすすめセミナー] 「されたい営業」がわかる!9/25・小売視点で学ぶ営業術

MD NEXTからおすすめのセミナーのご紹介です。2025年9月25日(木)に開催されるセミナー(主催:株式会社セレブリックス)では、小売業界の売り場づくりにおける最新トレンドと営業ノウハウを専門家が解説します。「三方よし」の関係を築くためのジョイントビジネスプランに焦点を当て、小売店との強固なパートナーシップ構築を目指す営業担当者向けに、実践的なヒントをお届けします。ぜひご参加ください。

小売店に「また来てください!」と言われる営業、できていますか?

本セミナーでは、小売業界の売り場づくりにおける最新トレンドと営業ノウハウを専門家が解説します。「三方よし」の関係を築くためのジョイントビジネスプランに焦点を当て、小売店との強固なパートナーシップ構築を目指す営業担当者向けに、実践的なヒントをお届けします。

お申し込みはこちら

セミナー内容

1.業界の第一人者が語る!ジョイントビジネスプランと最新動向

月刊『マーチャンダイジング』主幹を務める日野眞克が、メーカーと小売店の双方にメリットをもたらすジョイントビジネスプランの概念と、業界の最新動向について解説します。

2.小売視点でみる「されたい営業」

大手メーカーの流通支援も手掛けるセレブリックスの大矢氏が、小売店営業において押さえるべき具体的なノウハウを解説します。お客様に「また会いたい」と思わせる「されたい営業」の秘訣をお伝えします。

3.ディスカッションセッション

日野眞克と大矢氏による対談形式のディスカッションを通じて、より深い理解と気づきを提供します。

本セミナーは、小売店との関係を強化し、成果を出したいメーカーや卸売企業の営業担当者、営業企画担当者の方におすすめです。

開催概要

日程 9月25日(木) 12:00~13:00
視聴方法 オンライン配信(Zoomウェビナー)
PCやタブレットなどの端末と、インターネット環境があればご覧いただけます。
※セキュリティソフトウェア等の機能により配信システムがうまく機能しない場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。
対象者 小売店営業に携わる企業の方
費用 無料
注意事項 アーカイブ配信無し
・法人様対象のセミナーのため、個人でのお申し込みは受け付けておりません。
・当日セミナー中の録音、撮影はご遠慮ください。
・登壇各社の事業と競合する企業様からのお申し込みは、お断りいたします。
・講演内容は予告無く変更となる場合がございます。

 

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イオンリテールのシニアケア新機軸「MySCUE」

イオンリテールが2023年9月に開始したシニアケア事業「MySCUE(マイスキュー)」は、家族の介護に携わる「ケアラー」を支援するプラットフォームだ。情報サイト、マーケットプレイス、店舗の3つの柱で展開され、事業開始から約2年弱で会員数は20万人に達した。2024年9月にはイオンスタイル品川シーサイド店内に初の常設店舗をオープン。既存事業とのシナジー効果をどう生み出していくのか。同社MySCUE事業部長の駒井一郎氏に、事業スタートの背景から今後の展望までを聞く。
(月刊マーチャンダイジング2025年9月号より転載)

\記事全文は月刊マーチャンダイジング2025年9月号でご覧いただけます!/

会員数20万人擁するプラットフォーム

[図表1]MySCUE事業のビジネスモデル

MySCUEは「シニアケアの負担と不安を軽くする」ことを目的として、シニアケアや介護にまつわる困りごとや悩みに対応するさまざまな情報の結節点となる総合プラットフォームだ。単なる情報提供にとどまらず、商品・サービスの紹介、専門家への相談、コミュニティ形成など、ケアラーが必要とする機能を包括的に提供する。

店舗外観。黄色のテーマカラーが目を引く。遮るものがなく入店しやすい。あえて通常の介護用品売場とは少し離れた場所に出店した

事業の立ち上げは2021年秋にさかのぼる。駒井氏は、立ち上げの背景について「もともと、イオンリテールには社会課題を解決していこうという思いがあり、高齢化社会への対応を考えてスタートしたのがMySCUEというプロジェクトです」と振り返る。

\記事全文は月刊マーチャンダイジング2025年9月号でご覧いただけます!/

背景には、2030年にケアラー人口がピークを迎え、日本の人口の10人に1人はだれかの介護をしていると予測される(日本介護予防協会)という社会状況がある。さらに、イオンはジャスコ時代から現在の高齢者とともに成長してきた歴史があり、「恩返しの意味も込めて、この社会課題に一歩踏み出した形で関与しなければいけない」(駒井氏)という使命感が事業化を後押しした。

MySCUEの最大の特徴は、自社単独ではなく、多様なプレイヤーを巻き込んだプラットフォーム事業である点だ。介護やケアの領域における知見や経験が少なかったイオンリテールは、専門性が高い同領域への参入にあたり、自前主義を排した。

MySCUEは、①サービスの提供者であるパートナー企業・行政、②支援の対象となるケアラーとその家族(顧客)、そして③両者をつなぐ場を提供するイオンリテール、という3者で構成される。

そして、ケアに関する情報提供や、パートナー企業の商品・サービスを購入できるウェブサイト、商品を実際に見て、触れて、体験できる場を実店舗、そして、全国のイオン店舗などで開催し、地域行政とも連携する体験・相談会という3つのタッチポイントを持つ。

ウェブサイト開設から約2年半で会員数は約20万人、パートナー企業・団体は約200社にまで拡大した。2026年2月末には会員数30万人の目標を掲げるなど、着実にその規模を広げている。

介護に知見がないという半面、イオンリテールには「生活インフラとして、長年事業をさせていただいて、専門家の方であったり、ほかの企業さまや、行政の方々に対するネットワークがある。また、常にお客さまとして、ご高齢の方々とそのご家族と、つねに接点がある」(駒井氏)という強みがある。この強みを生かし、イオンリテール、ケアラー、パートナー企業の3者をつなぐプラットフォームビジネスが生まれた。

\記事全文は月刊マーチャンダイジング2025年9月号でご覧いただけます!/

実店舗オープンによる手応え

「何より介護についての話題は皆さんどうしても避けたがるのですが、われわれは日常に根差しながら啓発できる立場にいると考えています」と駒井氏は、小売業ならではの優位性を強調する。

2023年9月のサービス開始から約1年後の2024年9月、MySCUE初の常設店舗がイオンスタイル品川シーサイドにオープンした。店舗ではさまざまな商品の紹介はもちろん、セミナーなども頻繁に開催している。

品川を1号店に選んだ理由は3つある。第1に情報発信基地として利便性のよい立地である点、第2にさまざまなタイプのケアラーが住むエリアであること、そして第3にパートナー企業へのアピール効果だ。集客力のある店舗である方が、パートナー企業の賛同も得やすいという現実的な判断もあったようだ。

店舗オープンの効果は顕著で「2024年に実店舗をオープンしたあとは、もちろん品川のお客さまもですが、マスコミの方々であったり、お取引先さまからの反応が全然違ってきました」と駒井氏は手応えを語る。

「12の課題」を軸にした商品・サービス選定

MySCUEの12の解決アプローチの視点。左側がケアラー、右側がシニア向けのもの。店内の商品もこの切り口で分類されている

MySCUEは、商品・サービスを、「12の解決アプローチ」の視点で分類している。ケアラーへの解決アプローチとして「身体のケア・ストレス緩和・お金のやりくり・時間の節約」の4つを、シニアへの解決アプローチとして「身体の健康・お口の健康・食の改善・認知機能・心の豊かさ・人生の楽しみ・自尊心向上・孤独の解消」の8つを挙げる。

これらの課題を解決できる商品・サービスを持つ企業をパートナーとして選定しているのだ。現在、イベント参加や情報提供を含めると約200社がパートナーとして参画。業種は食品、家電、介護用品、見守りサービス、自動車など多岐にわたる。

店舗での成功事例として印象的だったのが、骨伝導イヤホンのエピソードである。日本で、当時は同店舗を含めて数店舗でしか実物を陳列していない商品だったが、聴覚に不自由があるお客さまがわざわざ体験するために沖縄から品川まで足を運び、実際に商品を試用して、「聞こえる」という体験に感動されたとのこと。「実際に商品に触れる」という店舗の強みが生きた例だ。

実際に触れて、体験できるのが実店舗の強み。店頭に在庫はなく、スマートフォンでPOPに添付されたRFIDタグをスキャンして、オンラインで購入する流れになっている。左写真は、重量物を扱う人向けに腰の負担を軽減するサポートジャケットをケアラー向けに提案。右写真は軽量な歩行器や、電動車いす、足こぎ車いすの展示
排泄や消臭などに関わる商品を集積したコーナー。強力消臭洗剤のように低単価のアイテムは、「〇階〇〇売場で販売しています」とPOPで案内してほかの売場に誘導。吸水サニタリーショーツや、排泄予測機器なども展開する
家での生活が中心になる高齢者や多忙なケアラーに向けた心の癒しにもなる水耕栽培の提案

\続きは月刊マーチャンダイジング2025年9月号でご覧いただけます!/

店舗概要

店舗名 MySCUE イオンスタイル品川シーサイド
所在地 東京都品川区東品川4-12-5
開店日 2024年9月12日
売場面積 約36坪
展開内容 ケアラー・シニア向け商品(電動車いす・健康食品・日用品など)や各種サービス(家事代行や見守りサービスなど)の紹介/セミナーの開催/専門家や介護経験者への相談

 

《取材協力》

イオンリテール株式会社
経営企画本部
MySCUE事業部 事業部長
駒井 一郎氏

NFI定例セミナー「顧客満足最大化のセオリー研究」「ニューフォーマット開発事例研究」(2025/11/19 13:00~16:10)開催ご案内(リアル・リモート)

今回のテーマは、オムニチャネル、狭小商圏時代の「顧客満足最大化のセオリー研究」です。毎年、月刊MD で実施している「顧客満足度調査」(500 店以上の店舗を調査)の調査結果に基づいて、これからのリアル小売業の顧客満足最大化のためのセオリーを解説します。

2025年11月定例セミナーは、「リアル」と「リモート」の併用セミナーとします。

今回のテーマは、オムニチャネル、狭小商圏時代の「顧客満足最大化のセオリー研究」です。毎年、月刊MDで実施している「顧客満足度調査」(500店以上の店舗を調査)の調査結果に基づいて、これからのリアル小売業の顧客満足最大化のためのセオリーを解説します。

また、登録販売者の大活躍時代の到来のための、登録販売者の再教育の事例も解説します。

オンライン小売業との競争激化など、多くの小売業や既存の業態が陳腐化しつつあり、ニューフォーマットへの挑戦が加速しています。ドラッグストアも業態の成長期から約30年が経過し、変化しなければ生き残れない時代に突入しています。各社のニューフォーマット開発の事例研究を解説します。

※座席数が限られているため、リアルでの参加の方は先着順とさせて頂きます。

開催概要

・開催日:2025年11月19日(水) 13:00~16:10(会場受付開始:12:30)
※昼食は各自お済ませの上ご来場下さい。
※セミナー開催中の途中入場はお断りします。
※リモートでの途中退席は申込責任者に報告します。

・会場:エッサム神田ホール1号館6階(601)(※案内図をご参照ください)
・実施方法:リアルとZOOMによるリモートセミナー
(ZOOMセミナーアクセス方法はお申込み者様にのみご案内いたします)
・料金:20,000円(税別・1名様)
(※ニューフォーマット研究会会員企業様には会員価格でのご案内になります)
・申し込み締め切り:2025年11月10日(月)

スケジュール

オムニチャネル、狭小商圏時代の
顧客満足最大化のセオリー研究

[13時~14時45分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)2025 年顧客満足度調査の詳細分析
(2)顧客満足向上の優先順位の変化
(3)「登録販売者」の戦力化の仕組みづくりで顧客満足最大化する事例 他

変わらなければ生き残れない
ニューフォーマット開発事例研究

[14時55分頃~16時10分頃]

月刊MD 編集主幹 野間口 司郎

(1)ドラッグストア各社が挑戦するニューフォーマット戦略
→マツキヨココカラ、スギ薬局、ゲンキーその他
(2)化粧品のニューフォーマット戦略(@コスメ、良品計画など)
→オムニチャネル化、敏感肌で二番目のシェアを獲得する良品計画 他

※講演時間は予定よりも短くなることも長くなることもあります。

会場案内図

会場詳細

〒101-0045
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
エッサム神田ホール1号館6階(601)
URL:https://www.essam.co.jp/hall/access/#access_1

【アクセス】
●JRでお越しの方
神田駅東口より徒歩1分
●東京メトロ銀座線でお越しの方
神田駅3番出口より徒歩0分

注意事項

アーカイブ動画の配信はいたしません。当日参加でのみセミナーのご受講が可能です。
(配信の不備等によりご視聴頂けなかった場合には、後日動画のご案内をいたします。)

②リモートの場合はZOOMウェビナー形式で行います。11月14日(金)までに、お申込書に記載された受講者のメールアドレス宛に受講用URLを記載したメールを送付いたします。

お申込みフォーム

・お申込みは以下のお申込みフォームからお願いいたします。お申込み受付後、お申込み確認メールをお送りします。また、ご請求先として記入いただいた方宛に、請求書を発送させていただきます。
・ご入金後は、理由の如何に関わらず返金は致しません。あらかじめご了承ください。

本セミナーのお申込み受付は終了しました。
たくさんの参加申込み、ありがとうございました。

NFI定例セミナー「ドラッグストア白書徹底解説」「流通業の数値管理の原理原則」(2025/9/17 13:00~16:00)開催ご案内(リアル・リモート)

今回のテーマは、「ドラッグストア白書徹底解説」です。1年に1度分析しているドラッグストア白書のデータを解説すると同時に、経年変化も分析し、数値で見る経営課題について解説します。また、流通業で働く人たちが覚えておくべき数値管理の基本も解説します。

2025年9月定例セミナーは、「リアル」と「リモート」の併用セミナーとします。

今回のテーマは、「ドラッグストア白書徹底解説」です。1年に1度分析しているドラッグストア白書のデータを解説すると同時に、経年変化も分析し、数値で見る経営課題についても解説します。

また、有力ドラッグストアの未来戦略(マツモトキヨシ、スギ薬局、新生堂薬局など)も解説します。

流通業で働く人たちが覚えておくべき数値管理の基本を解説します。売上、粗利、販管費、営業利益、商品回転率、損益分岐点などの数値管理の原理原則を解説します。

※座席数が限られているため、リアルでの参加の方は先着順とさせて頂きます。

開催概要

・開催日:2025年9月17日(水) 13:00~16:00(会場受付開始:12:30)
※昼食は各自お済ませの上ご来場下さい。
※セミナー開催中の途中入場はお断りします。
※リモートでの途中退席は申込責任者に報告します。

・会場:エッサム神田ホール1号館6階(601)(※案内図をご参照ください)
・実施方法:リアルとZOOMによるリモートセミナー
(ZOOMセミナーアクセス方法はお申込み者様にのみご案内いたします)
・料金:20,000円(税別・1名様)
(※ニューフォーマット研究会会員企業様には会員価格でのご案内になります)
・申し込み締め切り:2025年9月8日(月)

スケジュール

数値で見るドラッグストアの現状と未来
ドラッグストア白書徹底解説

[13時~14時30分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)ドラッグストア白書徹底解説
(2)数値で見るドラッグストアの経営課題
(3) 有力ドラッグストアの未来戦略
→マツモトキヨシ、スギ薬局、新生堂薬局など 他

流通業で働く人が知っておくべき
流通業の数値管理の原理原則

[14時40分頃~16時00分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)売上に関する数値管理
(2)粗利と営業利益に関する数値管理
(3)キャッシュフローに関する数値管理
(4)製配販の協働のための数値管理 他

※講演時間は予定よりも短くなることも長くなることもあります。

会場案内図

会場詳細

〒101-0045
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
エッサム神田ホール1号館6階(601)
URL:https://www.essam.co.jp/hall/access/#access_1

【アクセス】
●JRでお越しの方
神田駅東口より徒歩1分
●東京メトロ銀座線でお越しの方
神田駅3番出口より徒歩0分

注意事項

アーカイブ動画の配信はいたしません。当日参加でのみセミナーのご受講が可能です。
(配信の不備等によりご視聴頂けなかった場合には、後日動画のご案内をいたします。)

②リモートの場合はZOOMウェビナー形式で行います。9月12日(金)までに、お申込書に記載された受講者のメールアドレス宛に受講用URLを記載したメールを送付いたします。

お申込みフォーム

・お申込みは以下のお申込みフォームからお願いいたします。お申込み受付後、お申込み確認メールをお送りします。また、ご請求先として記入いただいた方宛に、請求書を発送させていただきます。
・ご入金後は、理由の如何に関わらず返金は致しません。あらかじめご了承ください。

本セミナーのお申込み受付は終了しました。
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NFI定例セミナー「ドラッグストアの「未来店舗」研究」ほか(2025/7/16 13:00~16:00)開催ご案内(リアル・リモート)

今回のテーマは、「ドラッグストアの未来店舗研究」です。ドラッグストアの未来戦略というテーマで、新業態の選択肢を解説します。また、「次世代型小売業をつくり上げるトピックス」というテーマで、この半年の取材活動で見えてきた、2030年代の小売業をつくり上げるために知っておきたいトピックスを紹介します。

2025年7月定例セミナーは、「リアル」と「リモート」の併用セミナーとします。

今回のテーマは、「ドラッグストアの未来店舗研究」です。ドラッグストアは、勃興期から30年以上が経過し、業態サイクルの後期を迎えています。従来の業態の延長線では、業態の衰退サイクルに突入します。新しい業態(乗り物)に転換しなければ、生き残れない転換期を迎えているのです。

ドラッグストアの未来戦略というテーマで、新業態の選択肢を解説します。また、月刊MDで取材してきた、各社が挑戦している未来店舗の戦略と戦術についても解説します。

また、「次世代型小売業をつくり上げるトピックス」というテーマで、この半年の取材活動で見えてきた、2030年代の小売業をつくり上げるために知っておきたいトピックスを紹介します。

※座席数が限られているため、リアルでの参加の方は先着順とさせて頂きます。

開催概要

・開催日:2025年7月16日(水) 13:00~16:00(会場受付開始:12:30)
※昼食は各自お済ませの上ご来場下さい。
※セミナー開催中の途中入場はお断りします。
※リモートでの途中退席は申込責任者に報告します。

・会場:エッサム神田ホール1号館7階(701)(※案内図をご参照ください)
・実施方法:リアルとZOOMによるリモートセミナー
(ZOOMセミナーアクセス方法はお申込み者様にのみご案内いたします)
・料金:20,000円(税別・1名様)
(※ニューフォーマット研究会会員企業様には会員価格でのご案内になります)
・申し込み締め切り:2025年7月7日(月)

スケジュール

新業態を確立しなければ生き残れない
ドラッグストアの「未来店舗」研究

[13時~14時50分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)ドラッグストアの未来戦略→新業態開発の方向性
(2)ドラッグ各社の新業態研究
→ツルハドラッグ、薬王堂、キリン堂、イオンリテール、セイムスなど
(3)失墜した米国ドラッグストアのようにならないためのポイント 他

SMの新業態開発、DXを活用した次世代型小売業
次世代型小売業のトピックス

[15時頃~16時00分頃]

MD NEXT編集長 鹿野 恵子

(1)軽量食品スーパーマーケットとドラッグストアの戦い(クルベ、ゲンキーなど)
(2)オムニチャネルとネットスーパー事業の最前線
(3)レジ・キャッシュレスの動向、ロボット活用の補充作業実験
(4)生成 AI が小売業をどう変えるのか 他

※講演時間は予定よりも短くなることも長くなることもあります。

会場案内図

会場詳細

〒101-0045
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
エッサム神田ホール1号館7階(701)
URL:https://www.essam.co.jp/hall/access/#access_1

【アクセス】
●JRでお越しの方
神田駅東口より徒歩1分
●東京メトロ銀座線でお越しの方
神田駅3番出口より徒歩0分

注意事項

①会場へお越しの方は開催会場をご確認の上、お間違えの無いようご注意ください。
アーカイブ動画の配信はいたしません。当日参加でのみセミナーのご受講が可能です。
(配信の不備等によりご視聴頂けなかった場合には、後日動画のご案内をいたします。)

③リモートの場合はZOOMウェビナー形式で行います。7月11日(金)までに、お申込書に記載された受講者のメールアドレス宛に受講用URLを記載したメールを送付いたします。

お申込みフォーム

・お申込みは以下のお申込みフォームからお願いいたします。お申込み受付後、お申込み確認メールをお送りします。また、ご請求先として記入いただいた方宛に、請求書を発送させていただきます。
・ご入金後は、理由の如何に関わらず返金は致しません。あらかじめご了承ください。

本セミナーのお申込み受付は終了しました。
たくさんの参加申込み、ありがとうございました。

NFI定例セミナー「売上を増やすための2つの重点課題」ほか(2025/5/21 13:00~16:10)開催ご案内(リアル・リモート)

今回の第1のテーマは、売上を増やすための2つの重点課題「完全作業と機会損失対策」です。MD活動の70%は「完全作業力」で決まります。完全作業の原理原則、成功事例などを解説します。

2025年5月定例セミナーは、「リアル」と「リモート」の併用セミナーとします。

今回の第1のテーマは、売上を増やすための2つの重点課題「完全作業と機会損失対策」です。MD活動の70%は「完全作業力」で決まります。完全作業の原理原則、成功事例などを解説します。

第2のテーマは、「米国小売業の最新情勢解説」です。4月に視察する米国小売業の変化の本質を解説します。

第3のテーマは、「食品売場のLCO(ローコストオペレーション)と完全作業」です。現在ドラッグストアの食品部門の売上構成比は全国平均で30%を超えており、年々増加しています。食品は売れますが、一方で作業コストもかかります。LCOの仕組みつくることが最大の経営課題です。

※座席数が限られているため、リアルでの参加の方は先着順とさせて頂きます。

開催概要

・開催日:2025年5月21日(水) 13:00~16:10(会場受付開始:12:30)
※昼食は各自お済ませの上ご来場下さい。
※セミナー開催中の途中入場はお断りします。
※リモートでの途中退席は申込責任者に報告します。

・会場:エッサム神田ホール1号館6階(601)(※案内図をご参照ください)
・実施方法:リアルとZOOMによるリモートセミナー
(ZOOMセミナーアクセス方法はお申込み者様にのみご案内いたします)
・料金:20,000円(税別・1名様)
(※ニューフォーマット研究会会員企業様には会員価格でのご案内になります)
・申し込み締め切り:2025年5月12日(月)

スケジュール

売上を増やすための2つの重点課題
完全作業と機会損失対策
米国小売業の最新情勢解説

[13時~14時40分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)完全作業の意味と原理原則
(2)部門別の営業利益管理の進め方
(3)欠品の意味と欠品対策の原理原則
(4)米国小売業の最新情勢解説
(5)米国のオムニチャネルリテーラーの解説 他

売れて利益も出す食品売場の作業管理
食品売場のLCOと完全作業

[14時50分頃~16時10分頃]

エイジスリテイルサポート研究所所長 三浦 美浩

(1)食品売場のLCO(ローコストオペレーション)の原則
(2)ドラッグストアの食品強化のポイント
(3)ドラッグストアの生鮮食品導入のポイント
(4)ドラッグストア食品の商品管理、ロス対策 他

※講演時間は予定よりも短くなることも長くなることもあります。

会場案内図

会場詳細

〒101-0045
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
エッサム神田ホール1号館6階(601)
URL:https://www.essam.co.jp/hall/access/#access_1

【アクセス】
●JRでお越しの方
神田駅東口より徒歩1分
●東京メトロ銀座線でお越しの方
神田駅3番出口より徒歩0分

注意事項

①会場へお越しの方は開催会場をご確認の上、お間違えの無いようご注意ください。
アーカイブ動画の配信はいたしません。当日参加でのみセミナーのご受講が可能です。
(配信の不備等によりご視聴頂けなかった場合には、後日動画のご案内をいたします。)

③リモートの場合はZOOMウェビナー形式で行います。5月16日(金)までに、お申込書に記載された受講者のメールアドレス宛に受講用URLを記載したメールを送付いたします。

お申込みフォーム

・お申込みは以下のお申込みフォームからお願いいたします。お申込み受付後、お申込み確認メールをお送りします。また、ご請求先として記入いただいた方宛に、請求書を発送させていただきます。
・ご入金後は、理由の如何に関わらず返金は致しません。あらかじめご了承ください。

本セミナーのお申込み受付は終了しました。
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NFI定例セミナー「MDの3つの設計図」(2025/3/18 13:00~16:10)開催ご案内(リアル・リモート)

今回のテーマは、MDの3つの設計図「商品構成、商品分類、相乗積」と、年々存在感を増している「ドラッグストアの食品強化戦略」です。売れ数比例配分の商品構成を維持することの意味と重要性。関連購買、需要創造を実現する商品分類と売場レイアウトの原則。売場の粗利ミックスを実現する相乗積への取り組み方を解説します。

2025年3月定例セミナーは、「リアル」と「リモート」の併用セミナーとします。

今回のテーマは、MDの3つの設計図「商品構成、商品分類、相乗積」と、年々存在感を増している「ドラッグストアの食品強化戦略」です。

売れ数比例配分の商品構成を維持することの意味と重要性。関連購買、需要創造を実現する商品分類と売場レイアウトの原則。売場の粗利ミックスを実現する相乗積への取り組み方を解説します。

これまではスーパーマーケットの補完的な役割だったドラッグストアの食品売場が大きく変わろうとしています。スーパーマーケットが2024年の1年間で50店しか増えなかったのに対して、ドラッグストアは550店以上も店舗数が増えており、日常的な食品の購入場所として存在感が高まっています。

ドラッグストアの食品MDのポイント、商品管理のポイントを解説します。

※座席数が限られているため、リアルでの参加の方は先着順とさせて頂きます。

開催概要

・開催日:2025年3月18日(火) 13:00~16:10(会場受付開始:12:30)
※昼食は各自お済ませの上ご来場下さい。
※セミナー開催中の途中入場はお断りします。
※リモートでの途中退席は申込責任者に報告します。

・会場:エッサム神田ホール1号館6階(601)(※案内図をご参照ください)
・実施方法:リアルとZOOMによるリモートセミナー
(ZOOMセミナーアクセス方法はお申込み者様にのみご案内いたします)
・料金:20,000円(税別・1名様)
(※ニューフォーマット研究会会員企業様には会員価格でのご案内になります)
・申し込み締め切り:2025年月3月10日(月)

スケジュール

MDの3つの設計図
商品構成、商品分類、相乗積

[13時~14時40分頃]

NFI代表取締役 日野 眞克

(1)商品構成の原理原則
(2)商品分類の原則と需要創造(フェムテックなど)
(3)売場レイアウトの基本
(4)粗利ミックス・相乗積管理の進め方 他

SMの補完業態から食品のメイン業態へ
ドラッグストアの食品強化戦略

[14時50分頃~16時10分頃]

エイジスリテイルサポート研究所所長 三浦 美浩

(1)統計データに見るドラッグストアの食品市場の急成長の実態
(2)ドラッグストアで成長しているの食品カテゴリー
(3)ドラッグストアの食品 MD のポイント
(4)ドラッグストア食品のローコストオペレーション、商品管理 他

※講演時間は予定よりも短くなることも長くなることもあります。

会場案内図

会場詳細

〒101-0045
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
エッサム神田ホール1号館6階(601)
URL:https://www.essam.co.jp/hall/access/#access_1

【アクセス】
●JRでお越しの方
神田駅東口より徒歩1分
●東京メトロ銀座線でお越しの方
神田駅3番出口より徒歩0分

注意事項

①会場へお越しの方は開催会場をご確認の上、お間違えの無いようご注意ください。
アーカイブ動画の配信はいたしません。当日参加でのみセミナーのご受講が可能です。
(配信の不備等によりご視聴頂けなかった場合には、後日動画のご案内をいたします。)

③リモートの場合はZOOMウェビナー形式で行います。3月14日(金)までに、お申込書に記載された受講者のメールアドレス宛に受講用URLを記載したメールを送付いたします。

お申込みフォーム

・お申込みは以下のお申込みフォームからお願いいたします。お申込み受付後、お申込み確認メールをお送りします。また、ご請求先として記入いただいた方宛に、請求書を発送させていただきます。
・ご入金後は、理由の如何に関わらず返金は致しません。あらかじめご了承ください。

本セミナーのお申込み受付は終了しました。
たくさんの参加申込み、ありがとうございました。

MD NEXTおすすめセミナー「日用品・化粧品業界の卸売業、その成長戦略と変革への挑戦」(開催:2月6日・主催:新報メディア)

MD NEXTからおすすめのセミナーのご紹介です。2025年2月6日(木)に開催される「第4回 業界発展戦略セミナー(主催:新報メディア)」では、物流コストの上昇、労働力不足、人件費の増加、環境負荷低減への対応など厳しさが増す企業を取り巻く環境下で、中間流通を支える卸売業の成長戦略の考察について、有識者の皆さまからご意見をいただきます。ぜひご参加ください。

物流コストの上昇、労働力不足、人件費の増加、環境負荷低減への対応など厳しさが増す企業を取り巻く環境下で、中間流通を支える卸売業の成長戦略を考察し、業界発展の道筋を探る。

新報メディアオンラインセミナーについて

日用品・化粧品業界の専門紙として業界全体を俯瞰しながら「これからの業界発展に何が必要か」を考え、オンラインセミナーという新しい情報発信形態にチャレンジしております。

実施概要

開催日時 2025年2月6日(木) 13:00〜16:30
※Zoom ウェビナー形式
(後日、期間限定でオンデマンド視聴可能)
申し込み期間 2025年2月5日(水)
対象者 日用品・化粧品業界のメーカー様、卸売業様、小売業様、その他関連企業様
お申込み 専用ページからお申込みください。
(定員になり次第締め切らせていただきます)
費用 9,900円(税込)
※申込完了後、お支払いについてご案内します
特別協力 株式会社プラネット

内容

(1)基調提言「PALTACの新たな価値創造への挑戦-長期ビジョンと中期経営計画-」

吉田 拓也 氏
株式会社PALTAC 代表取締役社長


日用品・化粧品業界最大の卸売業であるPALTACは、「誠実と信用」をベースにしながら持続的成長を果たすために「破壊と創造」を厭わない新しい発想で企業改革に挑戦し続けており、2024年には10年程度先の長期ビジョン及び3カ年の中期計画を策定した。
流通改革を通じた新たな価値創造へ挑戦する同社の成長戦略について吉田拓也社長が語る。

(2)講演「地域卸の全国ネットワーク『サプリコ』の全貌と成長戦略」

平井 誠一 氏
株式会社サプリコ 代表取締役社長 / 株式会社まさ屋 代表取締役社長


日用品・化粧品業界の地域卸65社が参加する全国ネットワーク組織のサプリコは、「共同企画販売」「商品開発」「共同納入」の3事業を中心に20年以上にわたり地域卸の事業活動の基盤形成に役割を発揮してきた。サプリコの活動の全貌と今後のサプリコと地域卸の成長戦略について平井誠一社長が語る。

(3)講演「卸売業を取り巻く環境と課題、その対応についての一考察」

白鳥 和生 氏
流通科学大学商学部経営学科 教授 / 流通経済研究所 特任研究員


白鳥和生氏は、元・日本経済新聞社記者で、小売業、卸売業を中心に流通業界の動向を長年追いかけてきたスペシャリスト。現在は流通科学大学で教鞭を取りながら、日々流通業界の研究を続けている。その白鳥教授が現在の卸売業を取り巻く環境と全般的な動向、課題とその対応について解説する。

(4)新報メディアからの提言

お申し込み

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【問合せ先】新報メディア株式会社
(E-mail)seminar-g@shinpo-media.co.jp
(住所)大阪市北区天神橋2-2-11 阪急産業南森町ビル7階

北海道共通ポイントカード「EZOCA」を軸に高める地域愛

株式会社インフキュリオンは、ドラッグストアをはじめとした小売業界などに決済にまつわるソリューションを提供するフィンテック企業だ。インフキュリオンでは、2024年12月4日から6日にかけて、成長事業を Fintechで牽引する先駆者の取り組みを紹介するイベント 「Embedded Finance Days2024」を開催。金融サービスに取り組む各業界のトップランナーを招き、先端的な事例やフィンテック領域における最新トレンドを紹介した。

本イベントでは、サツドラホールディングス株式会社代表取締役社長CEOの富山浩樹氏が自社の取り組みを紹介し、主催者とセッションを行った。「地域との共創と活性を担うサツドラホールディングスの挑戦!-道民の顧客体験を進化させるデジタル戦略-」と題した講演の内容をお届けする。

『北海道の「いつも」を楽しく』というコンセプトを掲げ、ブランドを強化

代表取締役社長 CEO 富山浩樹氏:北海道で「サツドラ」というドラッグストアや調剤薬局、それに地域マーケティングを中心に事業をしております、サツドラホールディングスの富山です。本日は「地域」をテーマに我々が展開している事業の内容と、デジタルの取り組みについてお話させていただきます。

サツドラは沖縄などにも店舗がありますが、北海道を中心に、約200店舗を展開しており、「EZOCA」という北海道共通ポイントカード事業をはじめとした多角化経営を行っております。今期終了時点で売上高は約1,000億円を見込んでおります。

 

加えて、S Venturesというグループ会社でCVCも行っており、インフキュリオンさんにはここから出資させていただいております。

サツドラは約50年前にいわゆるパパママ薬局のような形で私の父と母が創業し、スーパーの一角でスタートしました。私は二代目で、社長を拝命して約10年になります。途中でEZOCAという新規事業をスタートし、またサッポロドラッグストアーからサツドラにリブランディングし、その後ホールディングス経営となりました。

今、サツドラはこのような店舗構えになっています。地方のドラッグストアということで、首都圏の店舗とは異なり食品の比率が4割を超え、生活総合ストアを目指した店づくりをしています。

再編が激しいドラッグストア業界において、サツドラというブランドをしっかりと認知していただこうと、約10年前のリブランディングでは、『北海道の「いつも」を楽しく』というコンセプトを掲げ、ブランドを強化しました。

また、コワーキングやコミュニティスペース事業を行う「EZOHUB」を札幌でスタートし、2024年5月には東京都品川区の天王洲アイルにもオープンしました。北海道をフィールドに、様々な事業のPoCを展開する企業さんと一緒に取り組みをしています。

北海道共通ポイントカード「EZOCA」は、道民の2.5人に1人が所有

グループ会社のリージョナルマーケティングでは、BtoBtoCで地域マーケティング事業を展開しています。EZOCAという北海道共通ポイントカードやモバイル決済サービスを提供しており、現在は約950を超える店舗で導入されています。

EZOCA会員は220万人超、北海道民の2.5人に1人が所有しており、非常に多くの方にご利用いただいております。通常のEZOCAとは別にプロスポーツチームや自治体と連携して、使えば使うほどチームや自治体に還元されるコラボカードも作っています。

また、EZOCAよりもっと大きな輪としてEZO CLUBがあります。EZOCAが「お得」「便利」といった機能面のところだとすると、EZO CLUBは「楽しい」「つながる」といったコミュニティマーケティングのような発想のもとで概念を作りました。EZO CLUBというコミュニティでいろいろなものがつながっていくなかで、EZOCAを使っていただくという考え方です。

JリーグチームコラボのEZOCAを使えばチームに還元されて応援になりますが、どちらかというと「チームを応援している人を応援」するような形で、コミュニケーションを組み立てています。

さまざまな企業と提携し、企業コミュニティも広がっています。例えば北海道コンサドーレ札幌のスポンサー企業であるサッポロビールさんとタイアップして、「サッポロクラシックEZOCAコンサドーレ応援缶」という北海道限定のビールを飲めば飲むほどチームに還元されるというように、商品を選択して消費が起きることで応援できるといった取り組みをしています。

提携している店舗は約950にのぼります。道外の方はロゴを見てもピンとこない企業が多いと思いますが、北海道民には「あの企業だ」とわかります。全国チェーン企業が中心というわけではなく、90%以上が地元資本の企業やお店なので、必然的に使えば使うほど北海道に貢献できるカードになっています。

地域のヒト・モノ・コトをつなぐ地域コネクティッドビジネスを展開

サツドラホールディングスでは、「ドラッグストアビジネスから地域コネクティッドビジネスへ」というビジョンを掲げています。地域のあらゆるヒト・モノ・コトをつないでいくことが我々の強みであり、これを新たな事業体にしていきたいという思いで名付けました。ドラッグストアも地域コネクティッドビジネスの一つであり、ドラッグストアをやめるという意味ではありません。

「事業で地域の活動に取り組んでいる」と言うと、「偉いですね」などと、CSR、ボランティアに捉えられることもあります。そうではなく、我々は企業が成長していくために地域コネクティッドに取り組んでいることから、こだわって名前に「ビジネス」と付けています。

クラウドPOSの開発・外販は大きな強み

グループ会社のGRIT WORKSでは、POSシステムと基幹システムを中心に開発しています。約10年前にEZOCAを始めるタイミングで、サツドラはクラウドPOSを自社開発しました。これはハードに縛られていると柔軟性やスピード感が持てず、EZOCAの展開にあたっても、先まで要件定義していくのが非常に難しいという課題があったためです。

ソフトウェアを開発してハードをつなぎ込んでいくようにし、内製化で生まれたノウハウを外販するためにGRIT WORKSを作りました。当時はクラウドを採用しているチェーンストアはなかなかありませんでしたが、今では飲食も含めた様々なチェーンストアで導入いただいています。ここが我々のコアであり、強みになっています。

サツドラ公式アプリのDL数は85万 紙チラシの大幅削減を実現

アプリはお客さまとの新たな接点ということで、各社で力を入れている施策です。我々はアプリをいかにシンプルに使いやすくするかにこだわり、ドラッグストアの中で高いユーザー評価をいただいております。現在のダウンロード数は85万で、北海道に特化したリージョナルチェーンストアとしては、かなりシェアが上がってきていると感じています。

アプリが販促の中心になり、アプリ経由での売上比率も上がってきたため、2年ほど前からは短期特売チラシはほぼゼロにし、チラシは年金支給日と歳末に絞っています。

データ分析においては、顧客クラスター分析を強化しています。例えば「ペット」、「医薬品・化粧品」、「働く女性」など様々なセグメントに応じてクーポンの出し分けも行っています。それぞれのセグメントにとって「いつでもお買い得」なESLP(エブリデーセイムロープライス)の実現を目指しており、CVR(コンバージョンレート)も非常に向上しています。

サツドラDB(データベースマーケティング)の属性や購買履歴はもちろん、コラボEZOCAのIDも紐付いており、「このスポーツチームを応援している」といった属性も取れるので、非常にエモーショナルでエンゲージメントの高い1to1マーケティング施策を打つことができます。

アプリでやりたいことを実現しようとしても、POSや基幹とのつなぎ込みで苦労し、スピード感が遅くなったりすることがあると思います。我々のアプリでは、コントロールディレクションは内製化したうえでサイバーエージェントさんとパートナーシップを組み、POSと組み合わせながら素早くPDCAを回していけるのが強みになっています。

その代表例の一つが、アプリ限定価格です。お客様がアプリをダウンロードしていれば、クーポンを出す必要がなく、スキャンのみで自動的に安くなるという施策を行っています。

OMOプラットフォーム「リテールコネクト」で店舗をWeb化する

もう一つがOMOプラットフォームの「リテールコネクト」です。昨今はリテールメディアとも言われますが、アプリを軸に、店頭メディアをどう組み合わせるかというところに取り組んでいます。

サイバーエージェントさんと我々でAWLというAIカメラの会社に投資して、カメラを駆使しながらお客様の動線や属性を視聴分析し、サイネージ広告の最適化を図っています。リアルの空間をどのようにWeb化していくのか、そこにアプリやECを組み合わせるとどのように直接の購買に結びついていくのかなどを分析しています。

また、調剤のプラットフォーム強化も進めています。

アプリを軸にしながら、決済やECといった機能を強化していくことで、リアルのお客様の購買の幅も広がっていくことを計画しています。

自治体と連携し、地域活性とビジネス展開を図る

我々は様々な自治体と包括連携を結び、地域活性とビジネスを組み合わせた施策にも取り組んでいます。

北海道は日本国土の5分の1の広さがありますが、人口は少なく、人口減少数は全国一です。その中でも人は札幌に一極集中していて、それ以外のエリアの過疎化が激しくなっています。そのような状況において、策を出してインフラを保っていくことが、我々の果たすべき役割だと思っています。

自治体はインフラとしての小売にニーズを持っており、どのように小売の持続可能性を補い合っていくかというなかで、役場と同じ敷地内にドラッグストアを出店させていただくという取り組みを複数行っています。

例えば当別町では広い土地の中で町が分散していて、役場本体があるエリアともう一つのエリアが離れて人が集積しています。その離れたエリアのドラッグストア店内にサテライト役場を出し、オンラインを活用しながら、現在では住民サービスの90%以上を提供できるようになりました。マイナンバーの機能が強化され、来年にはほぼ100%の役場機能が提供できるようになります。

店内にはコミュニティスペースもあり、我々が提供するプログラミング教室に子供たちが参加するなど、お店を町の集いの場にするという取り組みも行っています。

また、EZOCAのIDを使いながら、乗り合いタクシーのような形で運営するマース(MaaS)も複数の自治体で実施しています。この軸となるのが地域還元型EZOCAです。

商店街カードのようなものは昔からありますが、人口減少にともなって商店街が衰退していくと、自分たちだけでカードを維持するのはほぼ不可能になります。それを北海道全域で使えるEZOCAにリプレイスし、町に還元できるカードにします。商店街さんにも相乗りしていただいて、役場やMaaSでも使えるカードにして町全体で取り組んでいくという試みを広げています。

EZOCAのキャッシュレス機能により、町のキャッシュレス化も進んでいます。例えば江差町の人口は6,000人弱ですが、町民の9割以上が江差EZOCAを持っており、商店街に行くと江差EZOCAの旗がたくさん立っています。町の公式LINEの中にも江差マースや江差EZOCAが入っています。

過去に日経MJさんでの取り組み紹介記事にも大きく取り上げていただき、その時の見出しで「過疎地丸ごと」と表現されましたが、決して乗っ取ったというわけではありません。町・町民の皆さんと共創して一緒に作っていくイメージとして取り組んでいます。

また、江差町には北海道3大祭りの一つがあり、祭りが好きな方がたくさんいらっしゃる地域です。EZOCAを使った自分の買い物行動が祭りの運営資金などにも還元されることから、町の人のエンゲージメントが上がっていきます。スポーツチームを応援するような形で町へのエンゲージメントが高まっていくことが、地域ポイントカードにとっては重要だと感じています。

地域EZOCA利用者の人口対比は、江差町は108%、小清水町は92%となっています。江差で100%を超えているのは、江差町出身で、現在は江差以外に住んでいる方にも持っていただいているためです。ふるさと納税のように、地域外の全道のサツドラで江差EZOCAを使って買い物しても江差のまちづくりのために還元されるというモデルになっています。

EZOCAを地域通貨にし、地域内での経済循環を目指す

現在、EZOCAをデジタル地域通貨にするためのプロジェクトを進めています。ポイントで実現してはいますが、これをよりデジタルに、汎用性の高い決済手段として広げていき、地域内循環とデータ構築につなげることを目指しています。

人口減少を放置するとGDPも下がっていきます。北海道を一つの国だと捉えると、域外流出させるのではなく、域内で循環するものを増やしていく。それを使うことが地域資産になるということを地域の方にも啓発し、地域内で循環する経済を作っていくという構想をもっています。

地域通貨はここ数年ブームになっていますが、商店街や自治体、町の学校といった小さな規模の中で回っていて、成功している事例は少ないと思っています。

お金として機能するには、ある程度の量が必要です。EZOCAは北海道ほどの単位があり、かつセグメントをしたうえで、それぞれのエンゲージメントを高め続けて循環させている点が地域通貨として成立していくだろうと考えております。

全国でも地域通貨は話題ですが、今のところ成立している一番大きな事例でも数万人規模です。EZOCA会員は220万人いますが、仮にこれが10万人、20万人の規模になっても、日本で1番の、また世界でも有数の地域通貨になれるのではないかと考えています。

我々がこれを実現できるのは、店舗があるためです。日々サツドラにお客さまが来ていただくことで、データのトラフィックが起きています。お金でいえば発行体を持っているようなもので、そこで循環の起点を作っていけるのは非常に大きな強みです。

また我々はEZOCAだけでなく、他ブランドの決済ゲートウェイも提供しており、1万ヵ所以上で導入いただいています。そこに我々の地域通貨も加えていくことで、一気に拠点を増やすことができています。

これからも地域通貨へのエンゲージメントを高め、社会課題や地域課題にコミットすることで新たな地域のプラットフォームやエコシステムを作り、地域コネクティッドビジネスというビジョンを実現していきたいと思っています。

課題先進地域でも決済で「つながる」「楽しい」は実現できる

株式会社インフキュリオン 来田:ありがとうございました。富山さんの北海道への愛が伝わってくるお話で、地域連携をビジネスとしても成立させようとされているのが印象的でした。

以前、富山さんは「北海道は課題先進地域だ」と仰っていましたが、課題対応のための取り組みを進めるうえで、キャッシュレスやフィンテックに対して期待していることや、もっとこうだったらよいと感じていることはありますか?

富山:EZOCAでは「お得」「便利」という機能面に加え、「つながる」「楽しい」というEZO CLUBの概念を作っていきたいとお話しました。決済においても、いかに意識せずに日常の暮らしの中で利便性を高めていけるかが重要だと思います。地域がつながっていくところに新しい事業が加わって、決済は意識せずに自然に行われ、体験やサービスに集中できるようになるといいですね。

またAmazonのワンクリック決済のように、自然に決済が行われるような体験をリアルな空間でも提供していきたいと思っています。例えば温浴施設などでは、リストバンドを着けていると決済が楽になって、どんどん体験が進むといったことが実現しています。

我々は音楽フェスやイベントなどにも決済を提供していますが、そういった中でも登録をしていれば、課金が必要なシーンでは自然と決済が行われて体験が享受できるといったUI/UXを作りたいと考えています。

来田:我々も、決済が目的にならないためにどのようなサービス設計をすればよいのか、よく社内で議論しています。決済は、認証と決済切りの両方を兼ね備えることによってスムーズになります。「認証が済んでいればどのタイミングでもスムーズに決済できる」ということをいかに実現できるかが、今後のサービスの鍵になると思います。

北海道に地域通貨の経済圏ができて、サツドラ公式アプリやEZOCAを使えばどこでも決済できるといった世界観が、もっとこなれたものになっていってほしいと思います。

富山:それが理想ですね。楽しく推し活をするなどの自分の行動が決済に反映されて、地域が良くなっていくといったことが実現できるように、サービス設計をしたいと思っています。

来田:そうですね。お客様の内省的なモチベーションやエンゲージメントに働きかけて使ってもらうことは、エコシステムとして非常にワークしやすいものだと思います。その仕組みをどう提供していくかというところで、いろいろと活動が増えていると思います。

富山:地域通貨を運用する際には、「コミュニティに対して行動が起きる」とか「地域貢献」といったところを軸に設計されます。その思想には私も共感しますが、そこだけに閉じた世界で設計すると、すごく小さくなってしまうのが難しいところですね。地域貢献というモチベーションだけで動くのはまだまだアーリーな方やニッチな方なので、「お得」「便利」というインセンティブも組み合わせながら展開していかないとワークしなくなってしまいます。

例えばコンサドーレEZOCAでも、お客さまが自分のポイントを差し出すわけではありません。むしろお客さまは得をして、且つその行動に対するプラスアルファは我々が販促費的にチームにポイントバックをするという設計になっています。お客さま自身は吐き出さずに、行動を変えることによって、「お得さ」と「チームへの貢献」の両方を取れる状態です。

また企業側・お店側でコンサドーレを応援したいと思っても、何百万円、何千万円でユニフォームに名前を入れるのはハードルが高いですよね。ですが、コンサドーレのサポーターになってもらい、「このビールを飲めばコンサドーレにバックします」という仕組みにすれば、お客さまのほうでも「どうせ飲むならそちらのビールを飲もう」と思ってもらえます。

行動経済学的に考えても、「お得」と「貢献」の両方を組み合わせることによって機能しやすいのではないかと思っています。

来田:コンサドーレさんとしては送客機能が自発的に来る分、それをお客様にお返ししますよというように、決済を軸にしてなめらかな送客ができ、それを内部で回していける素晴らしい仕組みだと思いました。

ここからは質疑応答に移ります。

Q:「ID-POSを活用してデジタルマーケティングにつなげるという試みは直近のトレンドで、多くの会社でチャレンジしています。すでにデータとメディアを保有している御社では、今後10年、20年先を見据えた時に、どのような試みを考えておられますか」

富山:大事なのは、データを分析することによって、これからどのようなサービスを提供していくかです。我々の強みは、お店の外まで出たうえでのお客さまデータも保有しているところですので、それをもとにサツドラが自社でサービスを作ることも、他社さまと組んでサービスを提供していくこともあると思います。

例えば、サツドラではペットフードやペットシーツ、猫砂といった商品を販売しており、ペットを飼っているお客さまが確実にお店に来ているというデータを持っています。こういったデータを保有しながらプラットフォームを持つようになると、他のペット関連道具やペット保険、動物病院さんと連携しながらのオンライン診療、チャットでのご相談受付など、ペットというライフを軸にした、我々が現在取り扱えていないサービスを、生活圏の中でもっと提供していけるようになります。

ペットの事例に限らず、さまざまな生活領域でそういったサービスの提供が可能になります。全てのサービスを我々がやる必要はなく、いろいろな会社さまと連携しながら作っていくことが重要だと思います。

Q:「EZOCAの決済やポイントのデータを分析して、ドラッグストア以外の事業へのお客様への送客を実施していますか?」

富山:今もしていますし、これからもっとしていきたいと思っています。お店と、お店の外を組み合わせたサービスを提供するという形での送客になっていくでしょう。

来田:お店だけでは生活の一部なので、それ以外のところのサービスも提供して、経済圏として支えていくというイメージでしょうか。

富山:そうですね。例えば、10年後、20年後のことまで考えると、ドラッグストアで洗濯洗剤を売らなくなることもあると思います。三大家事の掃除・洗濯・食器洗いの中で1番嫌われているのが洗濯です。そうなると、今後は洗剤を売るのではなく、洗濯を丸ごと請け負うサービスをサブスクの中で提供できれば、使いたいお客さまが増えると思います。

モノを買うという行為は、何らかの生活サービスを充足させたり、なくしたりしたいというインサイトだと考えられます。それを実現しようとすると、10年後、20年後には「モノを売る」だけではなくなっていくのではないでしょうか。

Q:「取り組みのなかで、内製で取り組んでいるものと他社と協業しているものがあるようですが、内製と他社協業の選択基準がありましたらご教示ください」

富山:コアな部分で自分たちがハンドリングできるところをいかに内製化して、他社さまの得意分野と組み合わせるかが重要だと思います。小売のITでは、基礎的な機能は汎用性があるところなので、そこは自分たちでデザインできるようにする一方で、スタックしがちなPOSや基幹の部分は他社さまと協業しています。レベルの高いエンジニアを自社で育てるのは非常に大変なうえ、必要な能力も市場が変化すると急に変わってしまうので、そこは他社さまとうまく協業したいところです。

Q:「地域通貨に関して、金融機関との連携についてはどのようにお考えですか」

富山:我々はBtoBtoCにもEZOCAを使っていたり、サツドラとして福利厚生サービスを企業さまに提供したりもしているので、給料や福利厚生のところを軸に、ビジョンが一致できる金融機関さまとご一緒したいと思っています。

来田:ちなみに、デジタル地域通貨を進めるうえで、最終的に北海道の地域経済でどれぐらいの決済比率を取っていきたいといった目標はありますか?

富山:目標はありますが、すごくメジャーになるというよりは、やはり一部の地域還元や、エンゲージメントの向上を果たせるものになっていきたいと思っています。地域通貨は生活に密着した中で経済を早くぐるぐる回していくものだと思うので、その役割を担えるような通貨にしていきたいです。またハードルは高いものの、市場の大きいBtoBにもチャレンジしたいところです。

来田: BtoBは我々もかなり力を入れている領域ですので、そういった面でも何かご一緒できればと思います。本日はありがとうございました。

リモート接客最前線「RURA」の接客革新

遠隔接客システム「RURA(ルーラ)」を展開するタイムリープ社は様々な業種の業務効率化を実現し急成長を遂げている。2024年の東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出され、業界の注目を集めている同社が今後の法改正が見込まれるOTC医薬品の遠隔販売解禁を見据え、人手不足解消と専門性の高い接客の両立をどのように目指すのか、望月代表にその戦略を聞いた。(月刊マーチャンダイジング2025年1月号より転載)

急成長するタイムリープ社

2019年6月の設立以来、遠隔接客システム「RURA」を軸に急成長を遂げているタイムリープ社。ジャフコグループやセーフィー社、グローリー社など有力企業からの出資を受け、この資金力を背景に同社は着実な成長戦略を展開している。

特筆すべきは、創業からわずか5年で遠隔接客ソリューション市場をリードする存在に急成長した点だ。

2020年10月には東京都主催のASAC AI.Accelerator賞を受賞し、2021年3月には経済産業省主催のNEW NORMAL LABに選出。さらに2023年にはICCサミット KYOTO 2023 SaaS RISING STAR CATAPULTで3位に入賞するなど、その革新性は各方面から高い評価を受けている。

多方面における導入実績が示すRURAの汎用性

RURAの最大の特徴は、店舗の省人化を実現しながら質の高い接客体験を提供できる点にある。実際に数十店舗を4名で接客するという驚異的な実績も生み出している。この効率性は、単なる人件費削減にとどまらず、接客品質の標準化と向上にも貢献している。

複合カフェの「自遊空間」の受付、遠隔接客でお客を希望のメニューに案内する

導入実績は多岐に渡る。漫画、ビリヤードなどが一体化した複合カフェの「自遊空間」では24時間営業の安定稼働に貢献し、JR東日本「ホテルメッツ」ではフロント業務の効率化を実現。スルガ銀行では窓口業務の待ち時間削減に成功し、玉川高島屋ではインフォメーションカウンターにおいて質の高い案内を可能にした。

また立命館大学ではキャンパス案内や入試相談の効率化を実現し、観光分野ではJTBが導入し接客のセントラル化を実現している。

これらの導入事例から見えてくるのは、RURAの汎用性の高さだ。業種や用途に応じて柔軟に対応可能な設計思想により、様々な現場のニーズに対応できている。特に注目すべきは、接客品質の向上と業務効率化を両立させている点だ。

RURAの多彩な機能が実現するユーザー体験

RURAによる遠隔接客のユーザー体験のはじまりは大きく分けて二つのパターンがある。一つは顧客が自らRURAに近づき操作を開始する方法で、もう一つは遠隔スタッフが状況を判断して顧客に対して能動的に声がけを行う方法だ。

特に後者は、顧客満足度向上において大きな効果を発揮している。遠隔スタッフは、RURAに搭載されている高精度カメラを通じて来店客の表情や動きを確認し、操作に困っている、話しかけるスタッフを探している、などの状況をリアルタイムで随時把握しながら、適切なタイミングで声がけを行う。これにより、対面での接客と同等もしくはそれ以上に相手のニーズに寄り添った細やかな対応が可能になる。

遠隔接客の管理画面、複数の画面でもお客の動きを察知しやすく反応しやすく設計されている

運用管理・改善の点では、待機中の店舗状況確認から、呼び出し対応、接客、分析までの一連のプロセスをシームレスに管理することが可能だ。特に接客分析機能は、店舗やスタッフごとの接客件数や対応を可視化し改善活動に役立てることでサービス品質の向上に寄与している。具体的には、接客時間、応答速度、顧客満足度などの指標を総合的に分析し、スタッフの教育や業務改善のPDCAを回すことが可能だ。

技術面での特徴としては、高品質な映像・音声通信を実現する独自の通信プロトコルを採用し安定した接客環境を実現するとともに、多言語対応の翻訳・字幕機能(有償オプション)により、インバウンド需要への対応も可能だ。また、各種手続きをサポートする手元カメラ機能は、遠隔からの書類の確認や商品説明時に威力を発揮する。

必要に応じてアバター接客機能も提供可能だが、これまでの運用実績から、人による接客がより高い顧客満足度につながることが明らかになっているので、クライアントにはアニメーションのアバターではなく、あくまでもスタッフが顔出しで接客を推奨しているということだ。

OTC医薬品遠隔販売の法改正に向けて

このようにドラッグストア(DgS)以外の業種では確かな成果を挙げているRURAだが、DgS業界についてはどのような形で活用すべきであろうか。望月代表は政府が打ち出しているOTC医薬品の遠隔販売に関する法改正がドラッグ業界における活用の大きな転機と見ている。

2022年12月、政府のデジタル臨時行政調査会は、医薬品販売におけるデジタル技術活用の方針を示した。この方針は、深刻化する地方での薬剤師不足や、高齢化社会における医薬品アクセスの課題に対応するものだ。具体的には、販売店舗と設備、有資格者の分散配置を可能とする制度設計の検討を開始し、2024年6月までに結論を得る方針を打ち出した。

この動きを受けて2024年1月には、医薬品の販売制度に関する検討会が重要な提言をまとめた。医師会、薬剤師会、日本チェーンドラッグストア協会など、業界の主要なステークホルダーが参画したこの検討会では、遠隔での医薬品の説明や健康相談の実現可能性について詳細な議論が行われた。

その結果、有資格者とのオンラインによる情報提供・相談により、資格者が常駐しない店舗でのOTC薬購入が可能になるという考えが示されている。

提言内容は、薬剤師等が常駐しない店舗(受渡店舗)での医薬品の保管や受け渡しを、管理店舗の薬剤師等による遠隔管理のもとで可能とするもので、具体的には遠隔接客後に「確認証」を発行、この確認証をもとに医薬品の受け渡しを行うというものだ(図表1)。

[図表1]リモート情報提供を使ったOTC薬販売の販売イメージ

現在、詳細については継続的に議論が行われているが、遠隔による情報提供・相談を前提としたOTC販売が解禁されるのは有力視されており、解禁されれば、薬剤師、登録販売者の勤務形態や必要な設備、業務フローも変化する。

 

タイムリープ社の望月代表のインタビューを含む本記事の全文は、月刊マーチャンダイジング2025年1月号に掲載されています。

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