note上で「ストーリー」を展開
「note」は、クリエイターとユーザーがつながるメディアプラットフォーム。「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」を掲げ、クリエイターは文章や漫画、写真、音声などを投稿、ユーザーがそのコンテンツを応援できるウェブサービスです。この1月には月間アクティブユーザー数が1,000万人を突破し、今一番勢いのあるプラットフォームの一つと言えます。
そのnoteが提供する「note for shopping」は、連携するパートナーサイトで販売している商品情報を、記事の中にカードとして埋め込めむことができる機能。ショップオーナーやクリエイター自身が商品のコンセプトやストーリーを紹介することで、ユーザーに豊かなショッピング体験を届け、ファン獲得を促します。
背景にある物語に共感しながら買物できる
1.noteを読んでいて気に入った商品があったら、ページ中の商品カードをクリック。
noteには商品そのものをイメージさせる物語が書かれていたり、メイキングの様子が紹介されていたりと、クリエイターからの多彩な発信がされています。
気に入ったクリエイターをフォローすることができ、新しいコンテンツが追加されれば通知が来ます。
2.パートナーサイトに飛びます。
3.パートナーサイトで支払い手続きをし、買い物終了。
パートナーはCtoCプラットフォーム中心
note for shoppingの参加パートナーは現在、SUZURI、minne、creema、Yahoo! シッピングなど11社。CtoCプラットフォームが目立ちます。クリエイターがダイレクトに商品を販売できるこうしたプラットフォームは、誰もが自分の商品を販売することはできますが、その分差別化が難しいという難点があります。note fot shoppingはストーリーテリングのツールとして、「他と違う」「オリジナリティのある」商品に見せることができます。
まとめ
多くのクリエイターが集まるnoteには、コンテンツを楽しみに訪れるユーザーもまた多くいます。そうした「クリエイティブな活動」に興味を寄せる人を商品ページへ誘導することができる、note for shoppingの集客・販促装置としての面も魅力的に写りました。