さて、月刊マーチャンダイジング2022年1月号のご案内です。
特集は「チェックアウト革命」
特集①チェックアウト革命
Amazonの商品を棚から取って店をでるだけ、センサーと棚の重量感知器で精算を済ませる「ジャストウォークアウトシステム」が話題になり、会計精算手段にさまざまな技術革新が起こっています。
本特集ではお客が商品を専用アプリやスマホでスキャンしてクレジットカードやプリペイドカードで決済する「スキャン・アンド・ゴー」の事例を2件。
センサーが入店客を認識、そのお客が棚から取った商品も認識して金額計算。お客は出口のレジで自分の買った商品を確認してクレジットカードなどで決済する無人レジシステム「TTG-SCENE」を紹介します。
その他リアル小売業のレジ業務を調査分析した記事も掲載し、レジ業務の課題や未来の決済システムについて考えます。
特集②小売業DXキーマンインタビュー 薬王堂 西郷孝一氏
キーマンインタビューでは薬王堂「西郷孝一(たかひと)」氏が登場。
「東北から世界の健康をデザインする」をモットーに東北で活動するスタートアップ企業を中心にデジタルを使った健康事業などのインキュベーション(起業家育成)を行っています。もちろん本業はドラッグストアなので、高い知見に基づきDXを活用した業務改善、販促にも取り組んでいます。
「小売業はデジタルより、デジタル以外の部分を先に変える必要がある」。デジタルに深い造詣を持ちながらもリアリストである同氏の重い言葉が印象的。濃いインタビューになっています。
特集③店舗リポート 薬王堂 紫波桜町店
薬王堂紫波桜町(しわさくらまち)店の店舗取材記事もあります。
特集④ドラッグストアセキ 関善夫氏インタビュー
地元密着のドラッグストア紹介記事では埼玉県に本拠地を置く、売上高830億円、265店舗(調剤薬局含む)を展開するセキ薬品の関善夫社長にインタビューしました。合わせて旗艦店である久喜中央店をリポートしています。
その他、構造改革中のGMSイトーヨーカ堂、千葉県松戸市にある「八柱店」を紹介。1階部分に医薬品、ヘルスケア、ビューティケアに注力したドラッグストア型の売場をつくった店舗です。ドラッグストアにとって参考になる点も多々あります。
次々にやってきて流れ去っていく世の中の出来事に惑わされず、2022年も今と現実を大事にして月刊マーチャンダイジングでビジネス体力つけましょう!
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