調剤7.5兆円市場の攻め方とDX活用法、トモズ鳩ヶ谷駅前店、食品鮮度管理

ドラッグストアの調剤が調剤専門チェーンより優位に!? 月刊MD2021年11月号の見どころ紹介

月刊マーチャンダイジング、2021年11月号の特集は「調剤」です。7.5兆円市場である「調剤」に対する大手ドラッグストアの調剤事業戦略やDXを使用した業務効率化を考察します。トップインタビューは、トモズ代表取締役社長の徳廣 英之氏に企業戦略を聞きました。最新店舗リポートでは、「トモズ鳩ケ谷駅前店」を掲載。注目店リポートでは、ヤオコー新業態「フーコット」を掲載しています。他にも、薬王堂のDX、食品鮮度管理の方法なども掲載しています。

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さて、11月号の見どころです。

特集は「調剤7.5兆円市場の攻め方とDX活用法」。

特集①調剤7.5兆円市場の攻め方とDX活用法

調剤薬局の市場は約7.5兆円でドラッグストア市場8兆円と同等の規模があります。しかし、大手調剤薬局チェーン上位10社の売上を足してもシェア15%に満たないというマーケットリーダー不在の分散市場となっています。ドラッグストアが上位10社で市場の70%以上を占有しているのとは対照的です。いわば、シェアを伸ばす余地は大きく美味しい市場なのです。当然収益だけでなく、調剤事業拡大には、在宅医療を安定的に支えるなど社会的な意義もあります。

この市場において、従来は医療機関の門前で営業する薬局が多い調剤チェーンが優位に事業拡大していました。しかし、コロナ禍を機に家の近くにあり、食品や日用品も変えるドラッグストアの調剤薬局が選ばれるようになりました。構造転換が起こったのです。

ウエルシア薬局はこの5年で調剤売上を約1.8倍にしています(図表参照)。

こうした状況も踏まえ、DgSの調剤市場の取り方、またデジタルを使った調剤事業拡大について特集しています。

[図表]ウエルシアの調剤事業業績推移

特集②トモズ代表取締役社長 德廣英之氏に聞く

トップインタビューではトモズの徳廣英之社長を取材。

都市型店舗が多く、コロナ禍で打撃を受けた同社のV字回復のカギを握るのは食品スーパー内の出店です。その他同社の現状や注目すべき戦略を取材しました。
トモズは住友商事の100%子会社、老舗企業グループの底固さが見えます。

特集③注目店リポート トモズ鳩ヶ谷駅前店

店舗はトモズ鳩ヶ谷駅前店を掲載。

トモズ鳩ヶ谷駅前店

食品スーパーサミット内への出店で、食と健康を融合させた相談スペース「健康コミュニケーション」とのシナジーも図っています。

隣接する食と健康の相談スペース「健康コミュニティ(けんコミ)」

その他見どころ満載でお届けします!

朝晩冷える季節になりましたが、月刊マーチャンダイジングで熱い業界最前線を学んでください。
お笑い好きには、年末のM1グランプリに向け予選勝ち残り組みが気になる季節です。キングオブコントの空気階段もよかったなぁ。

それでは皆さん、是非月刊マーチャンダイジング11月号をご覧ください。

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