…さて、月刊マーチャンダイジング2021年9月号の特集は「ファンづくりの切り札 カラダにいいドラッグストアPB」です。
ドラッグストア(DgS)は2,000店を超える企業が2つ。10月にはマツキヨココカラ&カンパニーが誕生して3,000店ドラッグが出現します。これだけの店舗数(販路)があれば、規模で言えばNBに匹敵する程のPB展開が可能になり、品質、価格だけではなく、どういう「コンセプト」、「メッセージ性」を持たせるかが、お客との絆づくりに大きな影響を与えます。客数確保の切り札になり得るということです。
特集ではウエルシアHDとマツモトキヨシHD2社を取材しています。
特集①ウエルシアHD
ウエルシアHDの松本社長のインタビューも掲載。
同社では「医食同源プロジェクト」を推進、これとも連動して新PBブランド「からだWelcia」を本格始動させています。「食事を通して健康なカラダをつくりましょう」というメッセージの発信です。
PB開発チームの平均年齢28歳、若手が同社のPBづくりを牽引します。
特集②マツモトキヨシHD
マツモトキヨシHDのPB食品はマザーブランドであるmatsukiyoとは別に管理栄養士、薬剤師、ビューティスペシャリストが監修したmatsukiyo LABがあります。
さらにその下に、プロテインを中心にした「アスリートライン」、低糖質商品で構成する「サステナブルロカボライン」があります(図表参照)。
2021年5月にスタートした「サステナブルロカボライン」は単なる低糖質ではなく「美味しく続けられる」というコンセプトを持たせて味にもこだわります。
同社ではPB利用者をロイヤルティ別に3層に分類して、もっともロイヤルティの高い「絆層」の割合を数値化して経営目標のひとつに入れています。
特集③ゴダイ
その他、地域密着DgSとして兵庫県姫路市本社のゴダイを取材、地域シェアを上げるための進んだ戦略をご紹介。
カテゴリー強化企画では「メンズ美容」をお届けします。
スキンケア、メイクする男性急増中、将来は化粧品のジェンダーフリー化が予想されます。つまり、現在の女性用化粧品の市場はマックスで倍増する可能性ありということです。
異常気象、異常事態の世の中ですが、心を平静に前を向いて仕事に勉学に励みましょう!
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