おすすめ商品に手書きPOPを付ける共通認識
――ウエルシアも2,000店を超え、店舗ごとの標準化が難しくなっていると思いますが、店舗格差を少なくするには?
POPのレベルに個人差はあります。しかしウエルシア全体でおすすめの商品にはPOPを付けるという共通認識は持っています。店舗ごとに質も量も満足とはいかないまでも極力手書きを付けようという意識は皆持っています。(中村淳樹エリアマネジャー)
高付加価値・高品質商品に優先的に
Q POPの効果はありますか?
メーカーのPOPや本部からのPOPも大事ですが、手書きPOPは明らかに効果があります。視覚に入ることで明らかに目を止め足を止める効果が上がります。
Q すべての商品に手書きPOPはなかなか付けられない中で、手書きPOPをつける売場の優先順位はありますか?
特にいわゆるファーストチョイス=高付加価値・高品質商品には手書きPOPを付けることを意識しています。お客様の足を止めて興味を持ってもらうために、ファーストチョイス商品には手書きPOPを付けて差別化し、それ以外の商品には商品名と値段のPOPを付けます。
Q POPを付けるルールはありますか?
時間と手間と費用対効果を意識して、お客様に価値を訴求したい商品中心にPOPを付けることは意識しています。まずは遠目を意識してカテゴリーの用途機能は高い位置に付け、POPも比較的大きくし、お客様の目と足を引っ張るよう工夫しています。そして売場に立ち止まった時にファーストチョイス商品に目が止まり、商品の用途機能・品質特徴をしっかり伝えられる工夫もしています。(石井智晴店長)
POPのコンプライアンスの重要性
Q POPを付ける際の注意点は?
第一にコンプライアンスです。化粧品でいうと…。