買物客のID(個人識別番号)付きのPOS(ポス)データ。
ポイントカードの普及によって、ポイントカードを利用する際に収集できる個人の購買履歴データ。
商品の販売データがとれるPOSデータと違って、買物客の属性(性別・年齢・居住エリアなど)ごとの買上率やリピート率、リフト値(ある商品を購入したときに併買される率)、デシル分析(だれが買上金額の高い優良顧客か?)などの買物客の購買データの分析に活用できる。
買物客の購買行動を把握・分析できるID-POSは、「買物客のことをもっと知る」ための小売マーケティングの重要なデータであり、活用次第では「宝の山」である。