DgS顧客満足度調査2022、地域密着小売業研究、食品の利益率を上げる実践テクニック

532店舗の実地調査から分かった店舗の課題と生活者ニーズ 月刊MD2022年12月号の見どころ紹介

12月号の特集は『DgS顧客満足度調査2022』です。ドラッグストア(DgS)の2021年度の売上合計は8兆5,408億円(前年比106.2%)、店舗数は382社2万1,725店舗となっています(日本チェーンドラッグストア協会調べ)。コロナ禍の生活スタイルも定着してきた現在、業態として伸び続けるDgSの店舗運営の状況と生活者のニーズを、今年も500店を超える店舗調査から考えます。その他、実務企画は『食品の利益率を上げる実践テクニック』、企業リポートは『「営業改装」で閉店売上ロスなく店舗年齢を若返り化既存店強化をサポート』などを掲載しています。

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月刊マーチャンダイジング最新号の読みどころのご紹介です。

特集「ドラッグストア顧客満足度調査2022」

特集は年々注目の高まる「ドラッグストア顧客満足度調査2022」です。

41企業、532店舗を調査。「店舗設備・クリンリネス」「販売促進」「商品陳列・品揃え」「基本接客・商品知識」「レジ対応」など7分野計46設問で調査しました。

最後の「この店での買物を知人に勧めるか」という設問には0〜10点で答えてもらい、これは「総合満足度」と呼ばれ最も重視する指標です。

各設問、この「総合満足度」に与える影響度を「総関係数」として計算、46問中もっとも総合満足度に影響を与える(相関が強い)のは「この店で日常的な買物は済むか」というワンストップショッピング性に関するものでした。つまり、この満足度が高い(ワンストップショッピング性が高い)店程総合満足度も高いということです。

2番目に高いのが「他のチェーンにない特徴、工夫」、3番目がテレビ、ネット、アプリなどで見た商品を店舗で見て購買意欲が高まったか」4番目が「短時間で買物できる仕組み、配慮」と続きます。

生活者は1ヵ所の店で、生活に必要なもの全てを短時間で買物したい。そして、店舗の独自性、オリジナリティを好み、広告の品を店頭で見ると気持ちが上がるという実態が見えてきます。特集ではこうした詳細な分析を展開、企業、店舗のランキングも紹介しています。

実務企画食品の利益率を上げる実践テクニック

その他、店舗を閉めることなく営業しながら全面改装できるシステム「営業改装」、ドラッグストアの食品の利益率の上げ方など実務情報も充実。

地域密着小売業研究「千葉薬品 ヤックスケアステーション、ヤックスタウン」

店舗は地域密着型企業千葉薬品のヤックスケアステーション、ヤックスタウンをリポート。DgS、介護施設、調剤薬局を集約させた新業態です。八川昭仁社長のインタビューも合わせて紹介しています。

ドラッグストア、調剤薬局、介護施設、高齢者住宅が一体となった「ヤックスケアタウン」
ドラッグストア店内には管理栄養士が対応する「街の保健室」を設置

今年も残り少なくなって来ましたが、年の瀬も月刊MDでしっかり情報収集!

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