流通用語集

機会損失きかいそんしつ

小売業においては、一般的に「売り逃し」のことを指す。
本来、店頭で行うべき作業を100%実行し、顧客が欲しい商品が店頭にあれば、商品が売れて売上が稼げたはずなのに、店頭欠品や発注ミスなどで売り逃した状態。

オーバーストアで人口が増えない成熟市場である日本では、もっとも重要な「売上対策」が機会損失対策である。代表的な機会損失には、次のものがある。
(1)売れ筋の店頭欠品
店頭欠品の原因は、発注ミスによって起こる欠品と、もともとの商品構成(棚割)の売れ筋の陳列量が少ないことで起こる欠品の2種類がある。
(2)店頭作業が遅れることで発生する機会損失
(3)メーカーと商品部との商談結果の店頭実現率の低さで起こる機会損失

機会損失の原因の大半は、店頭作業の徹底力・実現力の低さによって起こる。つまり、最大の機会損失対策は、「完全作業」が全店でできる仕組みの構築である。

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参照
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