一般的には、劇的に売れ方が変化する要素のことをいう。
弾力性には、価格弾力性、陳列量弾力性、売り方弾力性の3つがある。
陳列量弾力性が影響力としては強く、次に価格弾力性、次が売り方弾力性だといわれている。陳列量弾力性の図表は、アメリカの食品小売業界がつくったものである。下のグラフはカテゴリーの中でもシェア率が低く(Low Share)&衝動買い(High Impulse)が多い商品であればあるほど、陳列量が増えれば売れ方が大きく変わるというグラフである。
逆に、目的購買度の高いトップブランドでは、陳列量が増えてもあまり売れ方に変化はないといえる。トレード・マーケティングの中で、店頭起点の「ショッパーリサーチ」を行い、「売り方の成功事例」を、PDCA(プラン・ドゥ・チェック・アクション)を繰り返して開発し続けることが重要である。