小売業では「店頭欠品」のこと。

店頭欠品とは、その商品の欠品防止のために最低限必要な在庫量である「安全在庫量（最低在庫量）」を下回った状態をいう。この安定在庫量は、100回のうち何回の欠品なら許容できるかという「欠品許容率」を基にした安全係数などを使って算出される。
欠品は販売の機会損失につながるため、発注するタイミングについては、安全在庫量に日々の出庫数量や発注から納入までに要する日数を考慮して決めておくことが重要である。

棚に商品がゼロの「ゼロ欠品」だけが欠品ではない。
図のように、ゼロ欠品（OOS＝アウトオブストック）、VOID（棚札もなく商品もない完全欠品）という欠品状態もあり、それぞれに欠品対策が異なるので、あえて異なる言葉で表現している。