流通用語集

実地棚卸しじっちたなおろし

実際に店頭やバックヤードの商品在庫の数をカウントすることで、実在庫を測定する方法。
流通業の正確な数値管理の出発点となる正確な「在庫確定」を行うための手続き。

たとえば、小売業の最初のコストである「売上原価」は、「売上原価=期首原価棚卸高+期中原価仕入高−期末原価棚卸高」で計算されるので、正確な数値を出すためには棚卸しの精度向上が、非常に重要であることがわかる。

実地棚卸しは、年に数回(2回、四半期くらい)の頻度で行うのが一般的。棚卸し作業に関しては、正確さと不正を防ぐ意味で、棚卸業務をアウトソーシングするケースも多い。

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参照
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