物流、運送に使用される商品を載せる荷役台のこと。
コンテナ輸送では、1パレット1SKUが原則であり、もっとも物流コストの低い「輸送単位」がパレット物流。日本では、T11型(1,100mm×1,100mm×144mm)が標準企画であるが、業界によってパレットのサイズは異なり、必ずしも標準化されていない。
フォークリフトを使って運ばれ、倉庫に格納される。流通業では、中間流通の物流センターなどで、パレット積みからケース単位の物流に変更したり、さらにケースから商品を出してバラピッキングを行い、「バラ物流」に変換する場合もあるが、物流コストはバラが一番高くなる。
メーカーの工場から店舗までパレット物流を行う業態が、メンバーシップホールセールクラブ(MWC)。当然、物流コストのもっとも低い業態である。