商品の配送単位。
1ケースの内容数は商品による。
発注単位というのは、一般的には単位が大きくなればなるほど流通コストが下がる。ローコストオペレーションを考えるなら、1個単位で運ぶよりも、大きな単位で商品を発注し、運び、陳列した方が絶対的に効率がよい。
一番コストが低いのが、メンバーシップホールセールクラブのような業態が行なっている、パレット単位でメーカーの製造拠点から一回も荷降ろしや仕分けをせずに店舗まで直送し、そのまま店舗に格納するというもの。
日本の流通業の場合は、バラピッキング・バラ配送が多すぎる。売れ筋はケース単位でのハンドリングを検討するなど、売場の商品構成を含めて、もう少し配送単位を研究する必要がある。