セグメント(分割)された固有の欲求に対応した商品のこと。
ビューティケア、トイレタリー分野に多い。
ドラッグストアは、パーソナルケア商品が増えることで、それらを取り扱う受け皿の業態として成長してきたという歴史がある。たとえば、1970年代の消費者はファミリーユースであり、風呂場にシャンプーは1本だけあり、家族全員が同じシャンプーを使っていた。
ところが、日本が豊かになるつれて、ダメージケア、ヘッドスパ、若い男性用シャンプーなど、セグメントされたニーズに対応した新商品がどんどん増えていった。いまや風呂場にシャンプーが何本もあって、家族それぞれが違うシャンプーを使用することは普通である。
そうした固有の欲求に対応したパーソナルケア商品を豊富に品揃えすることが、ドラッグストアのアソートメントの大きな特徴である。