ブランドのターゲットを顧客の属性・ニーズによってセグメント(分割)すること。
マーケティング用語としてよく使われる。
戦後日本が貧しかった時代は、消費者の購買行動はファミリーユースだったが、徐々に市場が成熟化していく中で、セグメントしたニーズに対してのブランド開発が重要になった。ドラッグストアは、さまざまなニーズに細分化された「パーソナルケア」商品を主力とすることで成長してきた。
しかし、セグメントすればするほどマーケットは小さくなるので単品を量で売れなくなる。小売業にとってはマスマーチャンダイジングも必要であるから、セグメントしながらも単品を量で売るような商品、ブランドの育成が不可欠である。行き過ぎたセグメンテーションに関しては注意が必要である。