流通用語集

商勢圏しょうせいけん

商圏が1店舗の集客範囲なのに対して、商勢圏は複数(10〜50店くらい)の店舗がドミナント展開した地区全体のことをいう。

チェーンストアが店舗展開する場合、商勢圏の選び方は非常に重要な経営戦略である。たとえば、起伏の激しい地域で、店舗の出店立地が限定されている地域で先にドミナント展開し、強固なドミナントを構築すれば、長期間にわたる「金城湯池(利益を生む商勢圏)」をつくることができる。

商勢圏における評価は、地域の購買額に占める、店舗群全体のシェア率である。

関連
参照
豊富な用例満載 流通用語集
定期購読のご案内