流通用語集

商圏しょうけん

その店舗に来店する顧客の80%の人が住んでいる地域のこと。

商圏の範囲は、いかなる来店方法でも家を出て店に来るまでの所要時間で決定される。一般的には地域の消費需要の30%以上を、その店が占めている地域のことを一次商圏という。二次商圏は消費需要の20〜30%を占める地域。三次商圏は10〜20%。

一次商圏というのは業態によっても異なるが、ドラッグストアのような業態であれば半径1kmくらいのエリアをいう。ただし商圏というのは店舗を中心とした同心円ではなくて、国道や橋、鉄道の駅などに影響され、アメーバ状に広がる。移動時間を測定して、あるべき店ごとの商圏を設定する必要がある。

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参照
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