シーディーティーと略す。
ショッパーリサーチなどの調査によって導き出された、消費者の購買決定要因の体系図のこと。
ショッパー(買物客)にとって買いやすく選びやすい商品分類をつくるために定期的にCDTを作成する必要がある。一般的にCDTは購買決定要素の順序を表す。例えば牛乳であれば、最初に乳脂肪率で選択し、次に容量を選び、最後にブランドを選択するという順番になる。つまりCDTは、顧客の購買決定要因に基づいて商品を絞り込むための根拠になる。
一方、CDTは売場で取り扱っていない用途・機能の欠落を発見するためにも使用される。例えば「糖尿病対策」といった顧客軸のTPOSにとって必要な用途・機能を体系図にすることで、わが店では糖尿病に困っている顧客に対して、どういう用途・機能が欠落しているかを発見することができる。