ジョイント・ビジネス・プランの略。
ウォルマートが、カテゴリーキャプテンのメーカーとカテゴリー強化のための「協働」を行ったことで有名になった。価格商談、リベート商談に偏重した商談スタイルを根本から変える、小売業とメーカーの新しい協働プロセスがJBPである。
JBPは、売上高や粗利益高の目標、それに伴うリベートなどの条件を定めるだけの「年契商談」のような切った張ったの商談ではなく、売場起点で、取組みメーカー(卸売業)と小売業が直面している課題をお互いに理解したうえで、継続的に、体系的に解決していく活動である。
JBPは、協働によって
(1)売場起点のマーケティングによるカテゴリーの質の向上と成長
(2)洗練されたデータベースマネジメントにより、データを情報に、情報を利益に変換
(3)サプライチェーン改革による効率化実現によるコスト削減
以上の3つの目的を達成し、その結果、Win(メーカー・卸売業)-Win(小売業)-Win(買物客)の三方よしを実現する新しい商談スタイルである。
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