プライスレンジもしくはプライスゾーンともいう。
定番の商品構成(棚割)の「価格帯」のこと。
商品群単位で、売価の下限と上限を決定することは近代的な小売業態の技術としては不可欠。価格レンジは狭い方が、ショッパー(買物客)は安心して買物ができ、狭い価格レンジの中で商品の選択肢を増やすことが、品揃えの豊富感につながる。
価格レンジの広い店は、商品点数が多くても品揃えの豊富感はない。同じ品種であっても100円の商品と1万円の商品とでは購買動機がまったく異なり、商品選択の比較の対象にならないからである。