ABC分析の図(ABC[エービーシー]分析参照)でもわかるように、Cランクの死に筋商品は、売上構成比のわずか5%にすぎないが、品目数は圧倒的に多い。ABC分析の図では、品目数が多いために、わずか売上の5%にすぎないCランク商品の尻尾が長くなるという意味で、「ロングテール(長い尻尾)」と表現されるようになった。
一般的にはネット販売の世界で使われる用語。
リアル店舗は、売場面積には限界があるので、定期的にCランク商品をカットする。一方、ネット販売は世界中を商圏とすることができ、理論上は無限に在庫を持つことができる。ほとんど売れないCランク商品も、ネットで販売することで一定の販売量が実現できる。ロングテールを売れ筋に変えることができる機能がネット販売の最大の特徴である。