流通用語集

ラックジョバーRack Jobber

アメリカで生まれた卸売業(問屋)の業態のひとつ。
「サービス マーチャンダイザー(service merchandiser)」、日本語では「売場貸し」もしくは「カテゴリーベンダー(和製英語)」ともいう。
特定の商品カテゴリーや売り場スペースに関して、品揃え、棚割や陳列、販促活動、商品の補充・発注といった販売以外の業務を小売店に代わって行う専門業者のこと。

小売業において、ラインロビングは重要な施策であるが、その場合、すべてのカテゴリーを自社で維持管理するのはリスクが大きく時間もかかる。そのためSKU数が多い商品や季節による入れ替えが激しい商品は、ラックジョバーバーに任せた方が得策の場合もある。

アメリカでは、スーパーマーケットのグリーティングカード売場やドラッグストアの軽衣料売場に導入しているケースが多い。

関連
参照
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