直訳では作業工程だが、小売業では単に作業のことを指して使うことが多い。
MD(マーチャンダイジング)活動を行う小売業の組織は、最終的に店頭実現を任務とする「作業部隊(オペレーションライン)」と、仕入れ・販促などの「企画部隊(クリエイティブライン)」の2つに大別される。
いくらよい商品を仕入れても、よい販促企画を立案しても、「完全作業」による店頭実現力を高めなければ、MD活動は成功しない。MDの中で、オペレーション(作業)の重要性は非常に高い。作業を分析し、見える化し、仕組みを構築することが、小売業の近代化の出発点である。