スムーズに仕事を遂行するための、上司への「報告・連絡・相談」のこと。
仕事の問題点、結果などを知らせることで、仕事の進捗状況や完了結果を伝える。作業の方向性を確認し、効率的に作業を進めるためのアドバイスを取得する。自分中心ではなくチームワークにより仕事を行う組織には不可欠。「報告・連絡・相談」をただ伝えるだけでなく、相手に理解してもらうことが肝心である。
【報告】
上司からの指示や命令に対して、部下が経過や結果を知らせること。報告するのは、部下から上司へ、あるいは後輩から先輩へ、という流れになる。
【連絡】
簡単な情報を関係者に知らせること。そこに自分の意見や憶測は入らない。
【相談】
トラブル発生やミス、判断に迷うときや意見を聞いてもらいたいときなどに上司や先輩、同僚に参考意見を聞き、アドバイスをもらうこと。
こうした報・連・相の徹底は、「結果管理」よりも、「プロセス管理」を重視する小売業組織にとっては、絶対に順守しなけければならない組織ルールである。