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セルフ販売が主体の小売業では、店舗の「客動線」を定期的に調査することが非常に重要となる。客動線調査は、来店客の歩行実態を定量化することである。
「その通路の通過人数÷調査人数×100」で計算する「通過率」などの数値を使って、来店客がきちんと「主通路」を通過しているか、通過率が低く「死角売場」になっている通路はどこかなどの観察・分析・判断の基礎データとして活用される。
サンプル数は最低200人以上は必要である。レイアウト担当のスタッフは、定期的に客動線調査を実施しなければならない。