はだか陳列ともいう。
かつては、クローズドディスプレー(ガラスケースの中の陳列)が主体であり、ショッパー(買物客)が商品を自由に手に取ることができなかった。しかし、1930年代以降にアメリカで普及したセルフサービスという売り方の革新によって、オープンディスプレーが一挙に普及した。
ドラッグストアでも、医薬品はクローズドディスプレーの陳列が主体だったが、最近は医薬品に関してもセルフ販売が基本になっている。ただし、2009年の改正薬事法によってリスクの高い「第1類医薬品」に関しては、クローズドディスプレーと薬剤師による対面接客販売が義務付けられるようになった。