流通用語集

総合店そうごうてん

英語ではGeneral Store(ゼネラルストア)という。

近代的小売業の総合化とは、単に部門を複合化することではなくて、もっと小さな単位のカテゴリー(商品群)、ライン(品種)の単位で総合化することである。つまり、用途・機能、購買頻度、価格帯、TPOSが共通したカテゴリーやラインを増やすことが総合化である。

たとえば、100円の価格帯の売場に、1万円の商品を品揃えすることは総合化ではない。毎日購入する紙製品と、何年に1回しか買わない家電製品を併売することも総合化ではない。あくまでも、「買物の共通性」を維持しながら、ラインを増やすことが真の総合化である。

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参照
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