広義ではインターネットや通販ではなく、店頭でその商品が購買される割合のことであるが、とくに店頭で見てその商品の購入を決めて買ったという割合を指す。
これには、店に行く前には買おうと思っていなかったが、店頭で見て思わず買ってしまったという衝動購買、店に行く前から買おうと思っていたが、銘柄までは決めていなかった場合、店に行く前に決めていた銘柄と違う銘柄を買ったという場合(ブランドスイッチ)が含まれる。
電通S.P.A.Tチームの調査によると、2008年より減ったものの、11年には店頭購買率は63.3%にものぼり、店頭購買の内訳を見ると、店に行く前から商品を買おうと思っていたが、銘柄までは決めておらず店頭で決めて購入した割合がもっとも多い。
店頭購買率に対し、インターネットなどで事前に調べてから買う商品を決めて来店する客も増えている。これも消費者の変化として覚えておきたい。