価格帯を基軸に(一般的に低価格に設定)商品を再編集した業態。
アメリカでは、ダラーストア、ワンプライスストア、バリューディスカウンターと呼ばれている。上限価格を設定して、1ドルから10ドルくらいの間で、食品、ソフトグッズからハードグッズ、医薬品、コスメ(化粧品)までを品揃えする。売場面積は小型で小商圏、安い価格帯でワンストップショッピングができる。
今後、高齢者が増えていくと、高齢者の購買行動としては遠くに行きたがらない、大きい店を嫌うという傾向があるため、日本でもバラエティストアは成長の可能性が高いと予測されている。
世界一規模の大きな企業であるウォルマートも、アーカンソー州でバラエティストアのフランチャイジー(加盟店)から出発している。価格帯を軸にさまざまなジャンルの商品を集荷、品揃えするのは、近代的な業態のアソートメント技術の基本ともいえる。