ベンダー(取引先)が納品先小売業の物流センターに納品したときに納品先へ支払う物流センターの使用料のこと。物流センター使用料ともいう。
日本独特の商慣習でアメリカのチェーンストアにはこのようなケースはない。納入業者はセンターを利用することで配送料は安くすむ。そのためセンター使用料を負担するという考え方。一方、物流センターを持つ小売業は、納入業者からのセンターフィーでセンターを維持管理することができる。
しかし結果として消費者に提供する価格が高くなってしまうのであれば、本来の流通業の使命とはかけ離れる。これからは、部分最適ではなくて、製配販のサプライチェーンの「全体最適化」が重要である。