通路を挟んで両側の棚が関連していること。
通路の両側が関連していることで関連購買が促進される。そんなことは「当り前だろう」と感じるかもしれないが、この原則が守られていないことは多い。
下の図表は、売場を上から見たレイアウト図。同じゴンドラ(棚)の中で健康食品がまとめられており、大人用紙おむつと尿取りパッドも関連している。しかし、実際に買物しようとB通路に入ると、左の棚を見れば「口に入れる商品」であり、右を見れば「お尻に使う商品」である。
こんな基本的な間違いが起こる原因は、品種レイアウト図を作成するバイヤーが、図面だけを見て品種構成を決定するからである。