消費者、顧客一人ひとりの個性に着目するなど、セグメント(分割)をより細分化したマーケティングのこと。
マスマーケティングの対義語。セグメントを「個」まで落とし込まなくても、従来よりも細かい点に着目したマーケティングをマイクロマーケティングと呼ぶ場合もある。
たとえば、高齢化率の高いエリア、若者が多く住んでいるエリアの店舗では売れる商品、売れ方に違いが出てくる。そこで、商圏特性や顧客の属性、気温の違いなどに着目した、小売業の店頭起点によるマイクロマーケティングが注目されている。
対象とする顧客の特性を細かく調査したうえで、それに合わせた売り方に変えていくことが、成熟市場において売上を増やすためには非常に重要である。