門前薬局とは違い、病院の近くというよりも生活圏に立地するドラッグストアやコンビニエンスストアなどが調剤薬局を併設し、複数の病院の処方せんに対応する分業の方法。
複数の病院の処方せんを面で受け取るという意味で「面分業」と呼ばれる。
調剤併設型のドラッグストアは面分業を志向している。処方せん枚数では、面分業のドラッグストアよりも、点分業の門前薬局の方が多いが、日常の買物のついでに処方薬を受け取れるという便利性が支持されてドラッグストアの処方せん枚数は年々2桁の成長を遂げている。
慢性疾患などの場合、1枚の処方せんで何度も処方薬を受け取れる「リフィル」という制度が普及すれば、さらに面分業は増えていくと予想される。
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