1896年、イタリアの経済学者、V・パレートが発表した所得分配に関する法則。

ビジネスの世界や小売業においては、その中の二八の法則（にはちのほうそく）と呼ばれる部分を、パレートの法則ということが多い。二八の法則とは、全売上の8割は、2割の顧客が生み出しているというもの。この考え方は、組織論などさまざまなことに応用される。

商品構成（棚割）では、2割の売れ筋商品がきちんと売場面積をとっているということが、8割の売上を挙げるのに重要である。売れ筋の専有面積を広げたメリハリの利いた商品構成をつくるのが原則となる。