注目のリニューアル コーセー「雪肌精 クリアウェルネス」敏感肌用

植物の力で低刺激処方をさらに追及。雪肌精から「敏感肌用」誕生

雪肌精は「雪のようにみずみずしく透明感あふれる美しい肌のお客様を増やしたい」という思いを込め1985年に誕生。以来、日本を代表するスキンケアブランドに成長し、その人気は遠く海外にまで及んでいる。2020年には若年層を主力ターゲットに新シリーズ「クリアウェルネス」を発売。2022年3月、そのシリーズから時代の要請を受け「敏感肌用」が誕生する。(月刊マーチャンダイジング2022年3月号より抜粋)

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[商品写真左から] ❶ピュア コンクSS 125mL(参考価格:2,200円) ❷ピュア コンクSS 200mL(参考価格:3,400円) ❸ピュア コンクSS 170mL詰め替え用(参考価格:2,700円)❹リファイニング ミルクSS 90mL(参考価格:2,400円) ❺リファイニング ミルクSS 140mL(参考価格:3,600円) ❻リファイニング ミルクSS 120mL詰め替え用(参考価格:2,900円)❼ピュアコンクSSマスク16mL×1枚(参考価格:380円) ❽1Dayトライル2回分(参考価格:190円)

マスク着用で自分の肌に向き合う人が増えた

自分の肌が刺激やストレスに弱く敏感であると感じる人が増えている。実際、敏感肌用のスキンケア市場は2020年対2017年比で17.2%増と大きく拡大している(図表1)。コロナ禍でマスクを着用することで摩擦や蒸れといった問題が起こり、敏感肌を自覚する人は一層増えている。

[図表1]敏感肌用市場

買物行動から見れば、コロナ禍の影響もありショートタイムショッピングやEC(ネットショッピング)のニーズが高まり、商品特徴を短時間でわかりやすく伝える重要性も増している。

こうした背景から、雪肌精ではクリアウェルネスシリーズの低刺激処方であるフリータイプを改良「敏感肌用」として新発売。明確な肌悩みを訴求し、ニーズに合った商品で若年層獲得をさらに強化、より一層の店舗貢献を目指す。

着目したのはうるおいの「運搬能力」

一般のスキンケアは「うるおいをつくること」にアプローチ。新商品ではこれに加えて「うるおいを運ぶ」機能に着目し、うるおいのもとを必要なところにきちんと届けるアプローチで、乾燥などの敏感症状に悩む肌をケア。雪肌精がこだわる植物のやさしさで敏感肌のうるおいバリアをサポートする。既存品と同様、アルコールや香料、合成着色剤は一切無添加。国産ゲットウヨウエキス、国産シャクヤク花エキス、国産ノニ果汁を配合した天然由来の独自成分「イトワ」もそのまま入っている。

低刺激処方をさらに追求し、敏感肌の人でも使用できる商品へと進化(※1)。コーセーが行った調査によれば83%の人がピュアコンクSSをまた使用したいと回答(※2)。使用者の満足感も証明されている。

さらに、環境への取り組みとして、廃棄して焼却される際CO2の発生を抑制する効果(※3)がある「グリーンナノ素材」(※4)をパッケージと店頭サンプルに使用(マスクと1Dayトライル)。これは化粧品業界初の取り組みである。
※1 アトピー疾患の既往歴があるお客様向けに開発された商品ではありません
※2 敏感自覚症状のある方を対象としたアンケート(KOSE調べ)回答者42名
※3 ラボスケールによる実験
※4 樹脂の添加物のこと

商品特長

ネット、SNSから店頭へ誘導する動線強化

スキンケアを購入するとき、重視される2大ポイントは「保湿効果」と「肌への優しさ」である。雪肌精のクリアウェルネスシリーズ敏感肌用は、36年の自然科学研究により植物の効果を最大限生かすことで保湿効果はもちろん、高いレベルの肌への優しさを実現。これをアピールすることで売場での注目が高まる。コーセーでは植物の優しさを前面に出したビジュアルを用意(画像1)。売場やネットを含む販促物で活用する。

[画像1]植物の優しさを前面に出したビジュアル素材

また、若年層は、購入前にネットで情報収集する傾向にあるため、SNS周りの強化はもちろん。ランキングメディア等ECブランドが常連化している媒体で情報発信して店頭へ誘導する導線を強化する。敏感肌用は試すことが重要なのでリアル店舗の優位性も発揮しやすい。テスター、サンプルが用意されているので活用しよう。また、雪肌精には男性ユーザーもいるので若年男性への紹介で可能性も広がる。雪肌精という高シェアブランドの新商品で2022年春夏の化粧品部門活性化を狙おう。

[画像2]植物の優しさを前面に出したボードを使用した売場提案

重要ポイントのまとめ

  • 新成分「モイスチュアナビゲーション成分」配合
  • 高まる敏感肌需要+雪肌精のブランド力で新規客開拓